∞Z

∞Z（ゼロゼロゼット）について

∞Z（読み方：ゼロゼロゼット）は、日本のフュージョン・ポップ・バンドで、福島県および宮城県出身のメンバーから構成されています。彼らは、音楽ジャンルとしてJ-POPにカテゴライズされますが、独自の要素を組み込んだ斬新なスタイルを展開しています。バンド名の∞Zは、「無限の可能性を持ち、常に進化していくバンドになりたい」という思いを込めて名付けられました。このため、∞記号が正式な表記にも用いられています。

メンバー

• - ERIKA：ボーカルとギターを担当。宮城県仙台市出身で、現在は福島県福島市に在住。幼少期から歌に目覚め、福島大学在学中にアコースティック・ギターを独学で学び、バンド結成時にエレキギターにも挑戦しました。彼女はESPの公式エンドーサーでもあります。
• - Kenji Sato：ベース担当。宮城県白石市出身で、仙台市に住んでいます。主に作曲とアレンジを手掛けており、ルーツ・ミュージックに深い愛着を持っています。こちらもESPの公式エンドーサーです。
• - シンゴ カタギリ：ドラム担当で、福島県福島市の出身。作詞作曲にも関与し、アレンジ面でもリズムや楽曲全体のプロデュースを行います。ドラムに関しては、CANOPUSの公式エンドーサーです。

バンドの歩み

∞Zは2010年8月に前身のバンドを結成、その後バンド名を∞Zに改名しました。彼らは、まず福島市のライブハウスC-moonでパフォーマンスを重ねていきました。2011年3月には震災で被災しましたが、その後すぐに音楽活動を再開し、地域を盛り上げることを誓いました。5月にはベースのKenjiが正式に加入し、ゼロゼロゼットとしての活動を本格的にスタートさせました。

彼らの楽曲は、キャッチーなメロディとおしゃれなアレンジが特長で、多方面から高い評価を得ています。福島と宮城を中心にライブ活動を展開し、FM局のラジオ番組「Music Star Geo」のパーソナリティも務めました。

2000年代初頭からは、ミニアルバムを次々とリリースしています。2012年には1stミニアルバム「musicα」を発表し、2014年には2ndミニアルバム「musicβ」をリリース。ケンジとの懸命な活動が功を奏し、初のワンマンライブを2014年6月にC-moonで成功裏に開催しました。

その後も2015年12月には3rdミニアルバム「musicγ」を、2016年8月には4thミニアルバム「musicΔ（デルタ）」を全国でリリースしました。特に、福島県文化センターでの単独コンサートは、インディーズバンドとしては快挙となりました。また、2017年には「千年譚歌」というシングルがリリースされ、MV「光る」が公開されました。

2018年1月にはシングル「光る」を全国発売し、オリコンチャートでの佳績を収めたものの、同年12月末で活動を休止しました。彼らの独自の音楽スタイルと地域との強い結びつきは、多くのファンに愛され続けています。彼らの公式ウェブサイトでは、最新情報や音楽に関する情報が掲載されています。

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