あきた北央農業協同組合

JAあきた北央：秋田県北秋田市に存在した農業協同組合

JAあきた北央（あきたほくおうのうぎょうきょうどうくみあい）は、かつて秋田県北秋田市に本店を置いていた農業協同組合です。愛称はJAあきた北央でした。

発足の経緯

1997年6月、森吉・阿仁地区の合川町、森吉町、阿仁町、上小阿仁村、鷹巣町のJAが「鷹巣・阿仁広域合併推進協議会」を設置し、合併に向けた協議を開始しました。

しかし、1993年に町内の農協すべてが合併して発足したJA鷹巣町（現・JA秋田たかのす）が、態勢不備を理由に同協議会を脱退。これにより、残りの4JAが合併することになり、当初計画より1年遅れて、1999年4月1日にあきた北央農業協同組合として発足しました。

営業エリアは、北秋田市の旧鷹巣町町域を除く、旧合川町、旧森吉町、旧阿仁町と上小阿仁村でした。

JA鷹巣町への吸収合併と終焉

JAあきた北央は、比内地鶏の加工事業の失敗などが原因で連続赤字を計上し、自主再建が困難となりました。そのため、2019年2月1日に北秋田市鷹巣地区を管轄とする鷹巣町農業協同組合に吸収合併され、解散しました。

合併に先立ち、森吉支店と阿仁支店を合川支店に統合。上小阿仁村にある上小阿仁支店については、土地建物を村に売却した上で、同一地で村から賃貸する形で営業を継続する方針が取られました。

鷹巣町農業協同組合は、この合併に合わせて秋田たかのす農業協同組合へ改称しました。

沿革

1999年4月 - 合川町、森吉町、阿仁町、上小阿仁村の4農協合併により、あきた北央農業協同組合として発足。本店は、合川町農業協同組合の本所に設置。
2018年10月26日 - 吸収合併の一環として、森吉支店と阿仁支店を廃止。
2018年11月5日 - 合川支店を旧・サンシャインあいかわに移転。
2019年2月1日 - JA鷹巣町に吸収合併され消滅（JA鷹巣町はJA秋田たかのすに改称）。

関係会社

子会社

有限会社アグリほくおう

持分法人対象会社

株式会社ジェイエイ大館・北秋田葬祭センター

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