あらい舞

あらい舞（あらい まい）

あらい舞（1959年1月14日生まれ）は、日本の著名なシンガーソングライターであり、JASRACメンバーとしても知られています。彼女は特にその多才な音楽プロデュースとライブパフォーマンスで知られ、今なお多くの音楽ファンに愛されています。

経歴

8歳からピアノを始め、中学3年生の時にシンガーソングライターを目指すことを決意しました。京都美術工芸専門日吉丘高校を経た後、京都精華短期大学では西洋画を専攻。1978年にワーナー・パイオニアから「ワイルド・レディー」でデビューし、以降、数々の音楽活動を展開してきました。

1982年には、同じく音楽界で活躍する河島英五との全国ツアーに参加し、その影響を受けながら更に多彩な音楽性を磨いていきました。1997年には河島英五のライブハウスでピアノの弾き語りを始め、1999年にはKBS京都ラジオでMASSAと共に「ラジオ小林家」のパーソナリティーを務めるなど、メディアでも活躍しました。

2007年4月には天野SHOとユニット「Madhura」を結成し、歌手としての活動に加え、様々なアーティストへの楽曲提供も行っています。中森明菜や荻野目洋子など、名だたるアーティストに楽曲を提供し、CMソングや学校の記念歌の作詞・作曲など、幅広いジャンルでの音楽活動を展開しています。

ディスコグラフィー

あらい舞の音楽キャリアの中で、シングルやオリジナルアルバム、ライブアルバムをリリースしています。特に、ライブ活動を通じて多くのファンとの交流を深めてきました。彼女は「夜明けまでピアノを弾いて」という著書も残しており、アーティストとしてだけでなく、作家としても多才な一面を持っています。

活動

彼女は京都を中心に活発なライブ活動を展開し、特に2005年以降は公演の頻度を増加させています。東京でもライブを開催し、多くのファンに支持されています。2007年には「Maii Prema」をリリースし、その後も数多くのユニットやコラボを通じて新しい音楽スタイルを探求しています。

2012年には葉祥明氏と詩人の吉武祥子氏とのコラボレーションも実現し、DVDがリリース。また、同年にはロサンゼルスに渡り、21日間で24ステージをこなし、国際的な評価を得ました。この頃から、彼女の音楽が国境を越えることが強調されるようになりました。

2014年には、藤田まこと氏の追悼公演に音楽監督として参加し、剧場サントラ盤をリリース。さらに2015年には御当地ソングに挑戦したり、様々なミュージシャンとのコラボライブも積極的に行いました。

2017年には、戦争と平和をテーマにした組曲の作成に取り組み、シリア難民支援のための楽曲を生み出しました。長岡京市のTARUREC Studioにて、ボイストレーニングの講師としても活躍しており、後進の指導にも力を入れています。

あらい舞の音楽活動は、常に進化を続けており、今後の更なる活躍も期待されています。彼女の楽曲やライブは、その魅力を通じて多くの人々に感動を与え続けています。

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