いくよ・くるよのはりきりフライデー

いくよ・くるよのはりきりフライデー

「いくよ・くるよのはりきりフライデー」は、1990年4月から2006年3月31日までの約16年間にわたり、KBS京都ラジオで放送されていたラジオ番組です。この番組は毎週金曜日の7:30から12:00に放送され、多くのリスナーに親しまれていました。

番組の概要

番組は、漫才コンビ「今いくよ・くるよ」を中心に進行され、KBSアナウンサーの梶原誠や他の出演者と共に多彩なコーナーを展開していました。その中でも特に人気が高かったのが、9時台に放送された『パンチみつおの不幸自慢』というコーナーです。このコーナーでは、タレントのパンチみつおが自らの不幸話を披露し、その内容はしばしば突っ込みを受けることとなりました。リスナーはパンチみつおのユーモアたっぷりの不幸話を楽しみにしており、定番のネタとしての地位を確立していました。

番組では、毎週葉書やメールでリスナーの投稿を読み上げ、いくよ・くるよとその他の出演者の似顔絵があしらわれたオリジナルQUOカードを抽選でプレゼントする仕組みもありました。

コーナーと内容

番組には多くのコーナーが存在しており、聴取者の興味を引きつける多彩な内容で構成されていました。これには「おしゃれ専科」「知っとこ滋賀」「スポーツアナ講座」「クイズいくよ・くるよ」を含むさまざまな企画が含まれており、リスナーとのインタラクションも盛んに行われました。特に「いくよ・くるよのこんなんどやさ！」や若手芸人によるネタ見せのコーナーも好評を博し、年々その幅を広げていきました。

メインパーソナリティとアシスタント

メインパーソナリティは、漫才師の今いくよ・くるよがおり、彼らのユニークなトークが番組の基盤を形成しました。地方公演などで二人が出演できなかった際には、シルクや西川かの子といったタレントがピンチヒッターとして登場することもありました。アシスタントには、久保房郎（2005年3月25日まで参加）や梶原誠（2005年4月から番組終了まで）が名を連ね、番組を支えていました。

放送の終焉とその後

いくよ・くるよのはりきりフライデーは、2006年3月31日に883回の放送を経て正式に終了しました。しかし、彼らの人気は衰えず、2010年には特別番組が復活し、以降も毎年のようにスペシャル番組が放送されることとなりました。この復活企画は多くのリスナーに感動を呼び、鮮烈な思い出を呼び起こしました。

加えて

番組が放送されていた期間には、さまざまなミニ番組もあり、リスナーにさらなる楽しみを提供していました。放送時間の変更も行われ、95年から03年まで7:00から12:00、03年から06年までは7:30から12:00の枠で放送されていました。

「いくよ・くるよのはりきりフライデー」は、KBS京都を代表する一大番組として、数多くのファンの心に残る存在であり続けています。彼らの独特な笑いと親しみやすい雰囲気は、今も多くの人々に愛されています。

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