いしのまき復興マラソン

いしのまき復興マラソンの概要

いしのまき復興マラソン（いしのまきふっこうマラソン）は、2015年より宮城県石巻市で開催されている市民参加型のマラソン大会です。このイベントは、東日本大震災からの復興を目指す取り組みの一環として設立され、地域の活性化を促進しています。大会では、ハーフマラソンを中心に様々な種目が用意されており、多くの市民やランナーが参加しています。

大会の種目とコース

大会は、正式名称に「第1回」のように開催回数が明記され、ハーフマラソンや10km、5km、3km、2kmファミリー部門など、合計34種目から成ります。また、競技はマラソンコースのみでなく、さまざまな年代の参加者が楽しめるウォーキングやノルディックウォーキングの部も設けられています。

初日は、石ノ森萬画館をスタート地点とし、石巻市かわまち交流センターかわべいをゴールとする約8kmのウォーキングコースが提供され、年齢制限もありません。2日目はセイホクパーク石巻をスタート・ゴールとし、様々な距離（ハーフマラソン、10km、5km、3km、2km）で実施されます。

参加申し込みと参加費用

参加申し込みは、インターネットや電話、またゆうちょ銀行・郵便局の窓口でも行うことができます。参加人数には上限が設けられ、参加資格や制限時間も存在します。参加料は種目によって異なり、ハーフマラソンは6,000円、10kmや5kmは4,500円、3kmと2kmは2,000円、2kmファミリー部門は4,500円、ウォーキング・ノルディックウォーキングは1,500円となっています。大会前日にはゲストランナーによるランニングクリニックも行われます。

大会の日程

いしのまき復興マラソンは、例年開催時期が異なりますが、2015年は6月27日と28日、2016年は11月16日、2017年は6月17日と18日、2018年は6月23日と24日、2019年は6月22日と23日と続きました。しかし、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催が中止され、2022年は6月25日と26日に実施されました。

アクセスと会場

大会の会場は、石巻市南境にあるセイホクパーク石巻で、問い合わせ先は0225-22-9111です。JR東日本の石巻駅からは、ミヤコーバスを利用して「門脇4丁目バス停」まで約12分の距離で、ランナー専用の駐車場も用意されています。三陸沿岸道路からは石巻河南ICまたは石巻港ICから15分ほどの位置にあります。

歴代優勝者

男子ハーフマラソン部門の第1回優勝者は小山直城選手が1時間5分35秒で、女子部門では川崎美祈選手が1時間19分57秒で優勝しました。これらの記録は大会の歴史に刻まれており、以降の参加者たちにとっても目標となっています。

メディアと関連情報

大会の模様はミヤギテレビなどで放送され、参加者や地域の活動が注目されています。いしのまき復興マラソンは、地域活性化だけでなく、運動を通じて人々を繋ぐコミュニティの場ともなっています。

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