いつもふたりで
『いつもふたりで』は、
2003年1月から3月にかけてフジテレビ系列で放送された
テレビドラマです。全11回のこの作品は、月曜日の21時から21時54分という枠で、
松たか子と
坂口憲二が主演を務めました。平均視聴率は16.2%でした。
ストーリー概要
物語は、有名小説家になるという夢を抱く谷町瑞穂(
松たか子)が、応募した新人文学賞で受賞するところから始まります。瑞穂は、ついに自分の夢が叶う日を迎え、家族に見送られながら故郷を離れ、東京に向かいます。しかし、彼女が東京で直面する現実は厳しく、生活の厳しさに打ちひしがれてしまいます。
瑞穂は、支度金を詐取されてしまい、故郷に戻ることもできず、東京都内での生活を強いられます。そんな中、彼女は幼なじみである森永健太(
坂口憲二)の助けを借りることになります。森永は構成作家として働いていて、瑞穂は彼のマンションに居候することになりました。二人の関係は、友情が芽生え、やがてサポートし合う中で深まっていきます。
キャスト
ドラマには、主なキャストとして以下の人物が出演しました。
また、最終話では特別出演として
明石家さんまが登場しました。最終話のエンディングでは、
堀北真希もほんの少しですが登場しています。
スタッフ
このドラマの脚本は
相沢友子が担当し、音楽は
吉俣良が手掛けました。主題歌は光永亮太の「Always」が使用されています。演出には
中江功、小林和宏、平井秀樹が関与し、制作はフジ
テレビドラマ制作センターが行いました。
放送と関連情報
第1話は通常よりも30分拡大されて放送されました。本作は、友情や夢を追う姿を描いた感動的な作品として、多くの視聴者から支持を受けました。また、作中では、ドラマ『天体観測』に出演した
坂口憲二と
長谷川京子が再度共演する場面もあれば、コント「MUGA様とおーたむSAN」からインスパイアを受けたキャラクターも登場します。
このように、『いつもふたりで』は、夢を追う瑞穂とその仲間たちの成長を描いた、感動的な青春ドラマとなっています。