いつも上機嫌

高橋ひろの「いつも上機嫌」は、彼のソロキャリアの幕開けを告げる記念すべきデビューシングルです。POPSICLE、そしてチューリップというバンド活動を経て、新たな音楽の道を歩み始めた高橋ひろの、ソロアーティストとしての個性が際立つ作品となっています。

このシングルは、同日にリリースされたアルバム「君じゃなけりゃ意味ないね」と並び、高橋ひろの音楽世界を深く知るための重要な一枚と言えるでしょう。

収録曲は、タイトル曲である「いつも上機嫌」に加え、「君に幸あれ 僕に福あれ」、そして「いつも上機嫌 (inst.)」の3曲です。

「いつも上機嫌」
作詞は藤井青銅と高橋ひろが共同で手掛け、作曲は高橋ひろ自身が担当。編曲は高浪敬太郎が担当し、楽曲に独自の彩りを加えています。

「君に幸あれ 僕に福あれ」
作詞はあさくらせいらと高橋ひろ、作曲は高橋ひろ、編曲は高浪敬太郎が担当。

「いつも上機嫌 (inst.)」
インスト版も収録。

「いつも上機嫌」は、FM802で1993年12月にヘビーローテーションとして選ばれ、多くのリスナーに親しまれました。楽曲の持つポジティブなメッセージと、高橋ひろの温かい歌声が、当時の音楽シーンに新たな風を吹き込んだと言えるでしょう。

このシングルは、アルバム「君じゃなけりゃ意味ないね」にも収録されており、アルバムを通して高橋ひろの音楽性を深く堪能することができます。また、「高橋ひろ ベスト・コレクション」にも収録されており、彼の代表曲の一つとして、現在も多くのファンに愛され続けています。ベストアルバムに収録されているバージョンは、シングルとは異なりフェードアウトしないバージョンとなっています。

「いつも上機嫌」は、高橋ひろのソロとしての出発点を示すだけでなく、彼の音楽に対する真摯な姿勢と、常に新しい音楽を追求する姿勢を象徴する作品と言えるでしょう。彼の音楽の魅力を再発見するためにも、ぜひ聴いていただきたい一枚です。

関連事項として、この楽曲がリリースされた1993年の音楽シーンについても触れておくと、当時の音楽のトレンドや、他のアーティストの活躍など、より深く「いつも上機嫌」を理解する上で役立つかもしれません。

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