いよかんワイド

『いよかんワイド』の概要

『いよかんワイド』は、愛媛県のNHK松山放送局が制作し、2004年3月29日から2011年4月1日まで放送されていた平日夕方の地域情報番組です。この番組は、前身となる『だんだん5』や『イブニングえひめ』から形を変え、地域の話題やニュースを中心に放送されていました。また、放送終了後は『いよ×イチ』が後続番組としてスタートしました。

放送スタイルと構成

『いよかんワイド』では、様々なコーナーが設けられ、地域の話題を中心に特集報道や生中継を行いました。特に、18時台には約45分間のローカルニュースの枠があり、各ニュース項目において十分な時間をかけて詳しく報道されました。伝統的な地域ニュースだけでなく、視聴者に身近な話題を取り上げたのが特徴です。

放送当初は17時台でも主要なローカルニュースを伝えていましたが、2007年度からは18時台に集約されたため、企画変更が行われました。これに伴い、気象情報はすべて自局で提供されるようになりました。

番組の進行の中で、平時のニュース項目に関してはキャスター同士の会話を交えながら軽やかに進行され、トップニュースはその後に報じられるスタイルが採られました。18時台では、東京からのニュースが最初に取り上げられ、その後に地域の風景を映したオープニングが流れ、親しみやすさを感じさせていました。

コーナーの内容

番組の主なコーナーには次のようなものがありました:

• - メインニュース: その日の重要な地域ニュースを中心に報じる。
• - 特集: 地域で注目されるテーマやイベントを詳しく掘り下げる。
• - 気象情報: 自局独自の気象予報を提供し、地域の天気を伝えました。

放送時間の変遷

『いよかんワイド』の放送時間は時期によって変化しました。2010年度時点では、月曜から金曜の18:10から18:58:55の枠で放送されていましたが、2004年3月までは17:05から放送されており、年ごとに開始時間が見直されていました。祝日には放送が休止され、全国ニュースの枠を設けていたのも特徴です。

歴代キャスター

番組では多くのキャスターが活躍しました。東真由美さんは2004年度の途中まで17時台のキャスターを務め、岡田留美さんは2005年度に17時台を担当し、その後スポーツ担当に移行しました。また、気象予報士として大西英記さんが2006年度から出演し、地域の天気を伝えていました。

結語

『いよかんワイド』は、愛媛県の地域情報を中心に、視聴者に身近なニュースを届ける役割を果たしていました。地元の話題を大切にしたこの番組は、多くの視聴者に愛される存在であり、地域の文化や生活を反映した貴重な情報源となっていました。

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