いろとりどりのセカイ

いろとりどりのセカイ

『いろとりどりのセカイ』は、FAVORITEより2011年に発売されたアダルトゲームです。その後、ファンディスクやPS Vita版、フルHDリマスター版などが発売され、シリーズとして展開されています。

概要

本作は、自身の記憶と引き換えに他者の傷を癒す力を持つ主人公・鹿野上悠馬が、現実世界と異世界を行き来しながら、ヒロインたちの問題や自身の過去と向き合っていくファンタジーストーリーです。

企画は、『星空のメモリア -Wish upon a shooting star-』製作中の2009年に、ディレクターの水間ホシひととシナリオライターの漆原雪人の間で始まりました。当初はノベル風の伝奇物として構想されていましたが、魔法使いの真紅のキャラクターや異世界を行き来する設定が加わり、現在の形となりました。

シリーズ作品

いろとりどりのセカイ
2011年7月29日発売の本編。

いろとりどりのヒカリ
2012年8月31日発売のファンディスク。
本編のヒロインたちのアフターストーリーや、藍をヒロインとしたストーリーが収録されています。
萌えゲーアワード2012にて、純愛系作品賞・ファンディスク賞部門の金賞を受賞。

いろとりどりのセカイ WORLD'S END COMPLETE
2013年7月26日発売。本編とファンディスクを同梱。

いろとりどりのセカイ WORLD'S END -RE:BIRTH-
2015年3月19日にdramatic createより発売されたPlayStation Vita版。
本編とファンディスクの内容を収録。

紅い瞳に映るセカイ
2015年7月24日発売。
二階堂真紅のその後を描いたアフターファンディスク。

いろとりどりのセカイ HD Re:GENERATION
2022年9月30日発売の本編とファンディスクのフルHDリマスター版。

あらすじ

鹿野上悠馬は、魔法使いの真紅から他者の傷を癒す能力を与えられ、「逃がし屋」として異世界を行き来する日々を送っています。灯台から飛び降りた少女・加奈、幼なじみの澪、嵐山荘の住人たち、そして異世界の住人たちとの交流を通して、悠馬は彼らの問題に向き合いながら、失われた記憶や大切な場所を探していきます。

登場人物

主人公

鹿野上 悠馬（かのうえ ゆうま）
本作品の主人公。
他者の傷を癒す能力を持つ。
癒しの力を使うと記憶を失ってしまう。

ヒロイン

二階堂 真紅（にかいどう しんく）
悠馬に取り憑く魔法使い。
悠馬に癒しの能力を与えた。

観波 加奈（みなみ かな）
満月の夜に灯台から飛び降りた少女。
悠馬のことを慕っている。

如月 澪（きさらぎ みお）
悠馬の幼なじみ。
悠馬の世話を焼いている。

敷島 鏡（しきしま きょう）
嵐山荘の住人。
引きこもりがち。

東峰 つかさ（とうみね つかさ）
嵐山荘の新人。
貧乏学生。

サブヒロイン

二階堂 藍（にかいどう あい）
真紅の双子の妹。
「いろとりどりのヒカリ」でヒロインに昇格。

世界観

物語の舞台は、風津ヶ浜という田舎の港町。風力発電が盛んな地域です。主人公たちは、涼風学園という学校に通い、嵐山荘という学生寮で生活しています。嵐山荘の地下室からは、異世界へ行くことができ、様々な人間や妖怪たちが住んでいます。

主題歌

いろとりどりのセカイ
オープニングテーマ:「アレセイア」歌：eufonius
エンディングテーマ1:「君に逢えたから」歌：eufonius
エンディングテーマ2:「サンクチュアリ」歌：澤田なつ

いろとりどりのヒカリ
オープニングテーマ:「ヒカリ輝くセカイ」歌：eufonius
エンディングテーマ1:「COLORFUL DAYS!!」歌：Ceui

紅い瞳に映るセカイ
* オープニングテーマ:「glowing world ～輝きの、セカイへ～」歌：eufonius

『いろとりどりのセカイ』は、魅力的なキャラクターと美しい世界観が織りなす、感動的なファンタジー作品です。

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