うきうきまあけっと

「うきうきまぁけっと」は、1985年から2004年にかけて千葉市などで開催されていた、オールジャンル系の同人誌即売会です。このイベントは、月刊全国版イベントカレンダー「イカ」を発行していたウキウキ・コンツェルンわっはっは（後にうきマ準備会に移行）によって主催されていました。

イベントの歴史は、1985年8月25日に千葉県労働者福祉センターでの第一回開催から始まりました。当初は「うきうき・マーケット」というイベント名でしたが、1989年より現在の名称である「うきうきまぁけっと」に変更されました。その後、会場は卸団地会館へと移転しています。

開催ペースは、初期には年3回程度でしたが、1980年代後半からの同人誌ブームと、それに伴う参加サークルの増加により、1990年代に入ると年10回程度にまで増加しました。

イベント規模のピークは、1998年3月22日に開催された第91回頃で、パンフレットによると、スペース数は417、直接参加サークル数は240、抽選漏れとなったスペース数は158となっています。同人誌即売会としては比較的小規模ながらも、長年にわたり地元のサークルを中心に親しまれていました。

しかし、卸団地会館の建て替えに伴い、新しい開催地の確保が難航したため、2004年8月29日の開催（第168回）をもってイベントは終了することになりました。同年12月頃まで開催予定がありましたが、会館が予定より早く利用できなくなったため、全て中止となっています。

「うきうきまぁけっと」は、地方の同人誌即売会として、その歴史を刻み、多くの参加者にとって思い出深いイベントとして記憶されています。

イベントの変遷をまとめると、以下のようになります。

1985年: 8月25日、千葉県労働者福祉センターにて「うきうき・マーケット」として第一回開催。
1989年: イベント名を「うきうきまぁけっと」に変更。
1990年代: 開催頻度が年10回程度に増加。
1998年: 3月22日、第91回開催が最大規模。
* 2004年: 8月29日、第168回開催をもってイベント終了。

「うきうきまぁけっと」は、小規模ながらも地域に根ざした同人誌即売会として、長年愛され続けたイベントでした。その終了は、多くの参加者にとって残念な出来事でしたが、その歴史は今もなお語り継がれています。

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