うちの弟どもがすみません

うちの弟どもがすみません

『うちの弟どもがすみません』は、オザキアキラによる日本の漫画作品で、『別冊マーガレット』（集英社）にて2020年2月号から連載されています。2025年3月時点で、単行本の累計発行部数は260万部を突破しており、多くの読者を魅了しています。

あらすじ

物語は、主人公である女子高生の成田糸が、母親の再婚によって4人の兄弟と家族になることから始まります。最初は戸惑いながらも、共に生活する中で兄弟たちと絆を深めていく糸。しかし、その関係は単なる家族愛を超え、次第に恋愛感情へと発展していきます。

沿革

2020年1月 - 『別冊マーガレット』にて連載開始。
2021年4月 - 「全国書店員が選んだおすすめ少女コミック」で第3位を獲得。
2021年6月 - ボイスドラマ化。
2023年12月 - ボードゲーム『同棲不動産』に参加。
2024年12月 - 実写映画公開。

登場人物

成田 糸（なりた いと）
本作の主人公。高校2年生。
演 - 畑芽育（映画）/ 声 - 本渡楓（ボイスドラマ）
成田 源（なりた げん）
長男。家族思いだが、ぶっきらぼうな性格。
演 - 作間龍斗（映画）/ 声 - 内田雄馬（ボイスドラマ）
成田 洛（なりた らく）
次男。頭脳明晰な策略家。
演 - 那須雄登（映画）/ 声 - 寺島惇太（ボイスドラマ）
成田 柊（なりた しゅう）
三男。ミステリアスで繊細な性格。
演 - 織山尚大（映画）
成田 類（なりた るい）
四男。家族のアイドル的存在。
演 - 内田煌音（映画）/ 声 - 種﨑敦美（ボイスドラマ）

実写映画

2024年12月6日に公開された実写映画版では、糸役を畑芽育、源役を作間龍斗、洛役を那須雄登、柊役を織山尚大、類役を内田煌音が演じました。監督は三木康一郎が務め、脚本は根津理香が担当。主題歌は乃紫の「恋の8秒ルール」です。

作品の特徴

作者であるオザキアキラは、過去作でも女性の心をときめかせる作品を手掛けてきましたが、本作でも「7人の素敵な家族愛」と「ドキドキするシチュエーション」が満載で、ラブコメディとして高い評価を得ています。読者は、糸と兄弟たちの関係を通して、家族の温かさや恋愛の甘酸っぱさを感じることができるでしょう。

書誌情報

コミックス
オザキアキラ『うちの弟どもがすみません』集英社〈マーガレットコミックス〉、既刊13巻（2025年1月23日現在）

関連書籍
オザキアキラ（原作）、宮田光（著）、根津理香（脚本）『映画ノベライズ うちの弟どもがすみません』集英社〈集英社オレンジ文庫〉
オザキアキラ（原作）、ワダヒトミ（著）、根津理香（監修）『うちの弟どもがすみません 映画ノベライズ みらい文庫版』集英社〈集英社みらい文庫〉

外部リンク

漫画公式サイト
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