うんとこしょ どっこいしょ

大江千里のアルバム『うんとこしょ どっこいしょ』は、2007年5月2日にリリースされました。この作品は、大江千里が愛する絵本の世界を、自身の音楽を通して表現したユニークなアルバムです。

制作背景

絵本をこよなく愛する大江千里が、福音館書店の絵本を題材に、ピアノ演奏と朗読で構成されています。制作のきっかけは、2002年4月から2005年3月まで放送されたFMラジオ番組『マインド・スケッチ』でした。番組内で絵本の朗読を試みたことが、アルバム制作へと繋がりました。

アルバムの特徴

アルバムでは、7つの絵本が取り上げられています。大江千里は、絵本を「譜面」に見立ててピアノを演奏しながら朗読するという、独自のスタイルで絵本の世界を表現しています。子供の頃に親しんだ絵本の温かさや、物語の持つ豊かなイメージを、音楽を通して再発見できる作品です。

収録曲

収録曲は以下の通りです。

1. ぐりとぐら
2. おおきなかぶ
3. はじめてのおつかい
4. うずらちゃんのかくれんぼ
5. そらいろのたね
6. めっきらもっきら どおんどん
7. サンタさんありがとう -ちいさなクリスマスのものがたり-

これらの楽曲は全て大江千里自身が編曲を手掛けています。

福音館書店との関係

アルバムに収録されている絵本は、全て福音館書店から発行されているものです。福音館書店は、長年にわたり、子供たちの心を育む良質な絵本を出版し続けており、大江千里もその絵本に深く感銘を受け、今回のアルバム制作に至りました。

『うんとこしょ どっこいしょ』は、子供だけでなく、かつて子供だった大人たちにも、絵本の魅力を再認識させてくれる作品です。大江千里の音楽と朗読を通して、絵本の豊かな世界を体験してみてはいかがでしょうか。

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