えのしま・ふじさわポータルサイト

えのしま・ふじさわポータルサイト（えのぽ）

「えのしま・ふじさわポータルサイト」、通称「えのぽ」は、神奈川県藤沢市が運営する地域情報が集約されたポータルサイトです。このサイトは藤沢市と、特定非営利活動法人湘南ふじさわシニアネットとの協力によって運営されており、市民や観光客にとって有用な情報源となっています。

沿革の紹介

藤沢市の公式ウェブサイトは以前「電縁都市ふじさわ」という名称で運営されていましたが、地域の多様な情報を広く発信するために、民間の情報も含んだポータルサイトの必要性が認識されました。これを受けて、2004年7月1日に「えのしま・ふじさわポータルサイト」が開設されました。

その後、2007年4月には湘南ふじさわシニアネットが協働事業パートナーとなり、2010年4月にはこの団体が事業主体として藤沢市と共にサイトを運営する体制が整いました。

2011年4月には、ポータルサイトのリニューアルに伴い、ウェブサイトのURLが新たに設定されました。旧URLから新URL「http://www.enopo.jp/」への変更により、アクセスが便利になりました。

受賞歴とトラブル

「えのぽ」は、その活動が評価されて2014年に一般社団法人日本経営協会が主催する「協働まちづくり表彰」で優秀賞を獲得しました。地域の活性化や情報の共有に貢献する成果が認められたのです。

しかし、2015年12月から2016年1月にかけて、サイトはサイバー攻撃に遭いました。具体的には、コンテンツマネージメントシステム（CMS）であるJoomla!とPHPの脆弱性を突かれ、多数のスパムメールが外部に送信される事態が発生しました。この事件は、情報の管理や運営の重要性を改めて浮き彫りにしました。

サイトの機能とサービス

「えのぽ」では、地域のイベント情報や観光案内、生活に役立つ情報が日々更新されています。市民が参加するイベントや、観光客向けの見どころに関する詳細な情報が掲載されており、地域の魅力を再発見する手助けとなっています。

さらに、「えのぽ」はSNSとも連携しており、公式サイト以外にもFacebook、Twitter（X）、Instagram、YouTubeなどで情報を発信していることが特徴です。これにより、幅広い利用者に向けて手軽に情報提供することが可能になっています。

結論

「えのしま・ふじさわポータルサイト」は、地域情報を一元化し、市民と訪問者に向けた重要な情報源となっています。藤沢市とNPOの連携によって、地域の活性化や市民参加を促進するサイトとして、今後もその役割を果たしていくでしょう。

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