シングル『おなじ空の下で』の詳細
井口裕香の12枚目となる
シングル『おなじ空の下で』は、
2019年2月13日に発売されました。制作元はワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントです。この
シングルは、
アニメーション映画『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-』の
主題歌として使用され、彼女が劇場アニメの
主題歌を担当するのはこれが初めてのこととなります。
本作の表題曲「おなじ空の下で」と
カップリング曲「Treasure」はともに、Satomiが作詞を手掛けています。この
シングルは、アーティスト盤(CD+
DVD)と通常盤(CD)の2種類が発売されました。また、アニメ盤が存在しないのは、彼女の
シングルとしては『リトルチャームファング』以来のことです。
アーティスト盤には「おなじ空の下で」のミュージックビデオやメイキング映像、TVCFが収録された
DVDが付属しています。特に「おなじ空の下で」のミュージックビデオは、同じくリリースされた
シングル「終わらない歌」と一連の流れでつながっている内容になっており、撮影は冬の九十九里浜で行われました。撮影は早朝に始まり、井口はその際の冷たさを振り返っています。実際に、彼女は素足で砂浜に立つという体験を伴った撮影だったため、その記憶は強く残っているでしょう。
曲の特徴と制作背景
おなじ空の下で
表題曲「おなじ空の下で」は、アニメ映画のエンドロールで流れることを視野に入れ、観客が余韻に浸れるような楽曲として制作されました。疾走感を大切にしつつ、聴く人々がすぐに心に残るキャッチーでポップなメロディーが印象的です。歌詞は別れのメッセージではなく、再会を約束する内容になっています。
Treasure
カップリング曲の「Treasure」は、ゲーム『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか インフィニト・コンバーテ』の
主題歌に採用されています。井口はこの曲を初めて聴いたとき、ライブで演奏したら盛り上がるだろうと感じたそうで、主人公の気持ちを表しつつも、自分自身の感情を込めて歌ったと述べています。この楽曲では、頑張っている人たちへのエールも込められています。
プロモーション活動
発売を記念する特別番組が
井口裕香の公式YouTubeチャンネルで配信され、CDの発売日である
2019年2月13日には、生配信イベントも行われました。これにより、ファンたちは新作の披露や制作への想いを直接聴くことができました。
このように、『おなじ空の下で』は
井口裕香にとって新たな挑戦となった作品であり、その記録的な
シングルは、ファンにとっても記憶に残る一枚となっていることでしょう。