おのえりこ

おの えりこ: 漫画家の紹介

おのえりこ（1962年5月5日生まれ）は、日本の漫画家で、東京を拠点に活動しています。主に小学館の少女漫画雑誌『ちゃお』で作品を発表しており、特に子供向けの内容が特徴となっています。血液型はB型です。

経歴

おのえりこの漫画家としてのキャリアは、アシスタントの頃にさかのぼります。彼女は赤星たみこから、子供向け漫画を描く才能があると見出され、その後、子供向け漫画雑誌の編集長とつながりを持つことになります。27歳で、彼女の初めての作品が『ぴょんぴょん』に掲載され、本格的に漫画家としてデビューを果たしました。

1990年の6月号からは、読み切り漫画を経て、月刊の連載作品『みい子で〜す!』がスタートします。さらに同年10月からは、タイトルを改めた『こっちむいて!みい子』が『ちゃお』で連載され、長期間にわたり多くの読者に支持される作品となっていきます。

人物

おのえりこは、東京都立井草高等学校を卒業し、その後は武蔵野美術短期大学の商業デザイン科で学びました。同じ学校の漫研には、『あたしンち』の作者であるけらえいこも在籍していました。彼女の代表作である『みい子で〜す!』と『こっちむいて!みい子』は特に有名で、後にテレビアニメ化されるなどの人気を博しました。

また、みい子というキャラクターは、最初に『ぴょんぴょん』でお知らせ漫画として発表され、その後に連載作品として展開されていくことになります。『こっちむいて!みい子』は現在も続く人気シリーズであり、彼女の作品が持つ魅力が感じられます。

私生活では既婚者であり、自身の作品内で描かれる「本当にあったおまけマンガ」では、夫や2人の娘との日常生活をユーモラスに描写しています。夫は報道ディレクターとして活動しており、時折一人で出張することもあるようです。

デビュー作は『食べながら上手にやせる本』（主婦と生活社）で、物語は太めの女子大生モモ子が同級生の坂本くんに恋をしながら、ダイエットに奮闘する様子を描いたものです。この作品群には、同じキャラクターが登場する『やせるカロリーブック』や、友人を主人公にした体験談を扱った『本当は大声で泣きたい—彼女はなぜ過食症になったか』も含まれますが、いずれも現在は絶版となっています。

1996年には、『こっちむいて!みい子』が第41回小学館漫画賞を受賞するなど、彼女の作品は高く評価されています。

作品リスト

• - 主婦と生活社

- 食べながら上手にやせる本
- やせるカロリーブック
- 本当は大声で泣きたい—彼女はなぜ過食症になったか

• - 小学館

- みい子で〜す!
- こっちむいて!みい子
- みい子の大江戸大変記

外部リンク

• - おのえりこ (@marimiiko) - Twitter

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