おはよう和歌山

テレビ和歌山で過去に放送されていた地域密着型の朝の情報番組が「おはよう和歌山（おはようわかやま）」です。県民の朝に必要な様々な情報を届けることを目的としていました。

番組の変遷

番組開始当初は、二部構成という特徴を持っていました。特に注目すべきは第二部で、テレビ東京で当時人気を博していた子ども向け番組「おはスタ」をネットワーク同時ネットで放送していました。これにより、和歌山県の視聴者も全国的な人気番組をリアルタイムで視聴することが可能でした。この二部体制は2007年3月まで続けられました。

一方、第一部はテレビ和歌山の報道局が制作を担当しており、県内ニュースや地域情報に重点が置かれていました。番組冒頭の画面左端には、その制作体制を示すかのように「ニュースライフラインわかやま」というクレジットが表示されていました。この第一部では、県内各地からのライブカメラ映像やニュース、交通情報、天気予報などが放送されていました。

しかし、2007年4月の番組改編により、二部構成は解消され、「おはよう和歌山」は単独番組として再スタートを切りました。これにより、「おはスタ」の同時ネットは終了し、番組全体がより和歌山県内の情報に特化した内容となりました。

主なコーナー

リニューアル後の「おはよう和歌山」では、以下のようなコーナーが放送されていました。

天カメリレー: 和歌山県内各地に設置されたライブカメラの映像をリレー形式で紹介し、県内の様々な地域の「今」をリアルタイムに伝えていました。
朝刊和歌山: その日の主要な朝刊から、和歌山県版の記事をピックアップして紹介するコーナーでした。県民にとって関心の高い地域ニュースや話題を提供しました。
交通情報: 県内の道路状況や公共交通機関の運行情報など、通勤・通学に欠かせない最新の交通情報を伝えていました。
日替わりコーナー: 曜日によって異なるテーマで、様々な情報を提供するコーナーでした。
情報スペース: 幅広いジャンルの話題やイベント情報などを紹介していました。
情報スペース（月～木）: 日替わりコーナーとは別に設けられていた情報コーナーで、様々な生活関連情報や地域情報を提供していました。
天気予報: 和歌山県内の詳細な気象情報を伝えていました。
くらし○得情報: 日々の暮らしに役立つお得な情報や豆知識などを紹介するコーナーでした。

二部構成時代の第一部には、以下のようなコーナーも存在しました。

天カメリレー: 第一部のオープニングを飾るコーナーでした。
おはようニュース: 主に和歌山県内の出来事やニュースを詳しく伝えるコーナーでした。
日替わりコーナー: 第一部にも曜日替わりの企画があり、例えば月曜日や水曜日には紀伊半島の地域や人々、道などを深掘りする「シリーズ紀伊半島ひと・街・道」、火曜日には書籍に関する情報を取り上げる「週間ブックベスト」、木曜日には農業に焦点を当てた「ふれあいあぐり」などが放送されていました。

出演者

2007年4月に番組が一部構成となってからは、テレビ和歌山のアナウンサーが曜日ごとに交代でメインキャスターを務める体制となりました。その後、2008年3月31日からは、岡本宜子アナウンサーが毎日担当することが決まり、以降は岡本アナが番組の顔として固定されました。

二部構成時代の第一部には、木村知世子（月・火）、愛須理絵（水・木）、池田美穂（金）といったアナウンサーが出演していました。

放送時間

番組の放送終了時間は、提供されたタイムテーブルからリニューアル後は8時13分、二部構成時代は第一部が7時05分、第二部終了が7時30分であったことが分かります。

関連項目

おはスタ
* テレビ和歌山

「おはよう和歌山」は、その放送期間中、和歌山県民の朝に欠かせない情報源として、地域に根ざした多様な情報を届け続けました。

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