おもしろ同人誌バザール

「おもしろ同人誌バザール」（略称：おもバザ）は、おもしろ同人誌バザール運営事務局が主催するインディーズ本即売会です。特に情報系の同人誌に焦点を当てています。

イベントの背景と特徴

このイベントは、主催者であるライターが自身の制作した同人誌を販売する場を設けたいという思いと、様々な面白い情報系同人誌を世に広めたいという情熱から始まりました。同人誌を「出版業界のインディーズ本」と捉え、商業誌でいう「ムック」のようなものをインディーズ本（情報系同人誌）と定義しています。ジャンルは多岐にわたり、飲食、旅行、文化、経済、スポーツ、テクノロジー、趣味、仕事など、表現形態も小説、エッセイ、漫画、写真など自由です。イベントの趣旨に合致すれば、一般書籍の販売や出版社の出展も歓迎しています。

情報拡散への取り組み

イベント開催時には、Twitterでの情報発信と拡散を積極的に行っています。出展者を中心としたハッシュタグ付き同時ツイートで、Twitterトレンド入りを目指すなど、情報拡散に力を入れています。また、著者と来場者の生の声での交流も重視しており、それがイベントの人気につながっています。著作者同士の交流が新しい本のアイデアを生み、次の作品作りにつながる動きもあります。

会場選びへのこだわり

同人誌即売会に馴染みのない人々にも気軽にイベントに足を運んでもらうため、既存の同人誌即売会ではあまり使われない会場を選んでいます。集客が見込める他のイベントが近くで開催される日程に合わせて開催することで、毎回会場が変わるのも特徴です。

企画と連携

過去には、神保町での開催時にキンコーズ神保町店とのコラボ企画「おもバザ記念誌」を実施しました。これは、サークル有志が作成したペーパーをキンコーズで製本できるというものでした。また、大崎では「大崎コミックシェルター」に併設する形で定期開催されています。

おもバザ書店の展開

2020年からは、出展者の同人誌を委託販売する「おもバザ書店」が東急ハンズ（現：ハンズ）を中心に全国展開しました。

イベントの関連情報

イベントには公式テーマソングがあり、公式グッズとしてトートバッグの制作・販売も行われました。

開催データ

本開催
大崎開催（「大崎コミックシェルター」内併設イベント）
おもバザ書店・開催（委託販売形式）
スピンオフイベント：「防衛＆ミリタリーブックバザール」（2021年9月26日、東京都・AP市ヶ谷）

公式グッズ

CD「おもちゃ箱クルーズ」：イベント公式テーマソング（歌：LUNCH-Ki-RATT）
トートバッグ：イベント公式バッグ（デザイン：てふや食堂）
本「このおもバザがすごい！おもしろ同人誌バザール5年の軌跡」：イベント5年間の歩みを記した同人誌

まとめ

「おもしろ同人誌バザール」は、単なる同人誌即売会ではなく、多様なジャンルの情報系同人誌が集まる場であり、著作者と読者の交流を促進するイベントです。既存の同人誌即売会とは異なるアプローチで、新たな読者層を開拓し、同人誌文化の発展に貢献しています。

外部リンク

おもしろ同人誌バザール（公式サイト その１）
おもしろ同人誌バザール（公式サイト その２）
YouTubeチャンネル：おもバザ情報局（公式サイト）
大崎コミックシェルター（公式サイト）
LUNCH-Ki-RATT（公式サイト）

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