おニャン子のアブない夜だよ
『おニャン子のアブない夜だよ』は、
ニッポン放送が制作した
ラジオ番組で、
月曜日から
木曜日の夜に放送されていました。放送時間は毎週23時43分から53分までの約10分間、番組は『
ヤングパラダイス』という枠内で展開されていました。この番組は
1985年から
1987年にかけて放送され、人気を集めました。
番組の概要
この番組は、
おニャン子クラブのメンバー数人が集まり、放課後の楽しいおしゃべりを繰り広げる形式でした。番組は毎回、突然始まる会話から始まり、リスナーを引き込む作りになっています。放送の最後には、「あぶない、あぶなーい」という決め台詞で締めくくられるのが特徴です。放送中には、毎週届くハガキに基づいたプレゼントもあり、リスナーとの交流が活発に行われていました。
リスナーからのハガキは毎週200~300通ほど届いており、番組に読まれたリスナーには『夜の福袋』などのプレゼントが贈られました。リスナーとのインタラクションを重視し、親しみやすさを感じられる番組作りがなされていました。
テレビ版の放送
1986年6月3日には、この
ラジオ番組のテレビ版である『おニャン子のアブない夜だよ 生放送』が、フジテレビの『
火曜ワイドスペシャル』内で放送されました。このテレビ版も人気を博し、ラジオからの流れを受けて新たなファン層を獲得しました。
パーソナリティ
『おニャン子のアブない夜だよ』には、複数のパーソナリティが登場しました。最初のメンバーには、
河合その子と
国生さゆりが
1985年11月から
1986年3月まで活躍しました。また、
渡辺美奈代や
横田睦美、
白石麻子、
岩井由紀子、
生稲晃子、
渡辺満里奈など、様々なメンバーが在籍し、それぞれの個性を活かしたトークを展開しました。彼女たちの明るいキャラクターとトーク力が、番組の魅力を一層引き立てました。
主なコーナー
この番組にはいくつかの主なコーナーが設けられており、曜日ごとに違ったテーマが展開されました。
- - ちくりインフォメーションの夜 : 月曜日に放送され、軽快な情報をお届け。
- - 大笑いの夜 : 火曜日はユーモアが満載のトークが繰り広げられました。
- - 耳よりニュースの夜 : 水曜日には役立つ情報やニュースを紹介。
- - よろめきの夜 : 木曜日はリスナーとの交流が深まるコーナーが設けられました。
ネット局
この番組は
ニッポン放送だけでなく、他のラジオ局でも放送されていました。例えば、東海ラジオでは22時10分から22時20分に、毎日放送では21時40分から21時50分にネットされ、地域のリスナーに愛される存在となりました。
1986年10月からは、両局ともネットが開始され、更に多くのリスナーに届くようになりました。
『おニャン子のアブない夜だよ』は、多くのリスナーから支持され続けた、青春の思い出そのものとも言える
ラジオ番組でした。