がくモン!〜オオカミ少女はくじけない〜

がくモン!〜オオカミ少女はくじけない〜

『がくモン!〜オオカミ少女はくじけない〜』は、春原ロビンソンが手がけた日本のギャグファンタジー漫画です。この作品は、2014年5月号から2016年2月号まで、集英社の『ジャンプスクエア』に連載されていました。また、フラッシュアニメ化もされ、多くのファンに愛されています。

あらすじ

物語の主人公は、オオカミ少年シュシュです。彼は、オオカミ男になることを夢見て、山の上で父と共に過酷な修行を重ねていました。しかし、修行が終わり、山を降りてモンスター学校に通うことになると、父親から「実はお前は女の子だ」と告げられます。シュシュはこのことを受け入れられず、男として学校に通うことを強いられるのです。

学校では入寮初日に新しい友人ジュズと出会いますが、彼女の秘密がバレてしまうかもしれないという不安を抱えています。シュシュは、ジュズに自身の秘密を守ってほしいと懇願し、条件としてキャッチボールをする約束をします。この出来事から、シュシュはジュズに強く惹かれていきます。

シュシュとジュズは、問題児ばかりが集まる1年5組に編入されます。その中でシュシュは、自らの夢をかなえるため、様々な困難と仲間たちの支えを受けながら成長していく姿が描かれています。果たして彼女は立派なオオカミ男になることができるのでしょうか。

登場人物

シュシュ

声 - 内山夕実
オオカミ男になりたいと思いながらも、実は女の子であるシュシュ。彼女は、父親のために頑張り、人間関係の中で成長していく姿が魅力です。自信がなくても、努力を続ける姿勢が彼女の最大の特長です。

ジュズ

声 - 下野紘
オオカミ学校の創立者の息子であり、シュシュの良き友人。彼は外見的に依然として周囲からの評価が低かったものの、シュシュに出会い、友情を育んでいきます。

シュシュの父

声 - 龍波しゅういち
シュシュの父は、青い体毛を持つオオカミ男。息子シュシュに養ってもらいたくて仕事を辞めたという、少しダメな一面も持っているキャラクターですが、シュシュを応援し続ける姿が描かれています。

その他のキャラクター

作品には、ジュズを好きな女子生徒ロッコや、優秀な成績を誇るドラル、寮長のティミドなど、個性豊かなキャラクターが登場します。彼らとの関わりを通じて、シュシュの成長や友情物語が深まっていきます。

用語解説

フィールドモンスター

RPGの世界で特定の位置に常駐し、安定した収入を得る公務員のような存在。

モンスター学園

シュシュたちが通う学校で、さまざまな種族のモンスターの学び舎です。

書誌情報

『がくモン!〜オオカミ少女はくじけない〜』は全3巻揃った漫画として、2014年から2016年にわたって刊行されました。

この作品は、友情と成長をテーマにした心温まるストーリーで、子供から大人まで楽しめる内容になっています。シュシュの冒険をぜひ楽しんでください。

もう一度検索