『きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行』の概要
『
きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行』(原題:Thomas and Friends: The Christmas Letter Express)は、長編シリーズ第21作目として、人気テレビシリーズ『
きかんしゃトーマス』から派生した作品です。この作品は、2DCGアニメーションによる新しい形の『
きかんしゃトーマス』の第3作目であり、日本では第4作目の長編として位置付けられています。
作品の特徴
本作は、シリーズ初となるクリスマスをテーマにしたストーリーで、子どもたちにとってお馴染みのキャラクターたちが、楽しい冒険を繰り広げます。特に偉大なる冒険クラブを中心に起こる出来事は、ファンの心を掴むことでしょう。制作はリック・サバルが手がけており、彼は
ドリームワークスのアニメーション作品『デュードロップ・ダイアリーズ』から復帰しました。彼は以降の第4シリーズでも脚本に参加することが決まっています。
日本における公開
この作品の日本での公開は、前作『ぼくのたいせつなともだち』のエンドクレジット後に
2025年の内に行われることが告知されました。これにより、1年に2作品の劇場上映が行われるのは、シリーズ初の試みとなります。ゲスト声優には、ロックミュージシャンの
DAIGOが
サンタクロース役、子役の
倉田瑛茉が少女ライアン役を務める予定です。
DAIGOは過去にも長編『探せ!!謎の海賊船と失われた宝物』で機関車ライアン役を演じた経験があり、今回の作品は彼の再登場となります。
あらすじ
物語はクリスマスイブ、ソドー島の住人たちが心躍らせる中から始まります。機関車のパーシーは、郵便の配達を日々の仕事として続けています。しかし、ある日、配達しなければならない手紙が彼の側窓に引っかかっていることに気づかず、その手紙の宛先が
サンタクロースであることがわかった時には、既に連絡列車の出発時刻が近づいていました。失敗を取り戻そうと決心したパーシーは、仲間たちの助けを借りながら
サンタクロースに手紙を届ける冒険に出ます。その途中で彼は、手紙の持ち主である少女のクリスマスの願いを叶えるために様々な困難に立ち向かうことになります。
音楽
この長編には、数々の新曲が挿入されその中には、A Christmas Wishや、エリカ・プロキュニエによる劇伴が含まれています。これらの楽曲は、
2025年のカナダ・スクリーン・ミュージック・アワードにノミネートされることになりました。また、過去のシリーズからの曲もいくつか収録されており、特に第3シリーズ第23話の挿入歌「Winter Games」もアルバムに含まれています。
この作品は、パーシーの友情や冒険、クリスマスの魔法を描きながら、子どもたちに夢と希望を与える素晴らしいエンターテイメントとなることでしょう。