きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物

『きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物』

概要

『きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物』は、人気テレビシリーズ『きかんしゃトーマス』から派生した長編映画で、これはシリーズの9作目となります。この作品はフル3DCGで制作された長編映画のうち6作目で、マテル傘下のヒット・エンターテインメントとCG制作会社アーク・プロダクションによる共同制作によって生まれました。前作同様、パーシーが主役となり物語が展開されます。

日本での公開

日本では2015年4月11日にTOHOシネマズ系で劇場公開されました。この映画では、タカアンドトシがゲスト声優として参加し、主題歌は歌手のケイシー・マニアーカとテリー・トンプキンズが担当しました。また、楽曲の一部は竹内浩明と渕上祥人が歌い、映像の雰囲気を盛り上げています。本作のDVDは2014年10月14日にリリースされ、映画配給を担当していたアップリンクも本作をもって劇場版シリーズの配給を終了しました。

あらすじ

物語は、トーマスの支線が工事のため一時的に閉鎖されるところから始まります。トーマスは助っ人としてビルやベンが勤務するクレイ・ピッツへ派遣されます。そこで、彼は謎の巨大な足跡を発見しますが、地すべりが起きて足跡を失ってしまいます。

翌日、トーマスは友人のパーシーにその足跡のことを話しますが、パーシーはそれがソドー島に住むモンスターの足跡であると信じ込み、恐怖心を抱きながら走り回ります。彼はその後、ゲイターという新たなキャラクターに出会い、少しずつ友情を深めていくのですが、同時にトーマスとの関係にも変化が生じます。

主なキャラクター

• - トーマス: この作品の主人公で、青い小型タンク機関車。工事のためクレイ・ピッツで手伝いながら、謎の足跡を見つけます。
• - パーシー: もう一人の主人公で、黄緑の小型タンク機関車。トーマスの話を聞いてモンスターを恐れ、その影響でトーマスとの友情にも波紋を呼びます。
• - ジェームス: 赤い中型テンダー機関車で、モンスターを恐れるパーシーをからかうが、本当は自分自身が怖がりであることを隠そうとします。
• - ゲイター: 新キャラクターで、黄緑の大型タンク機関車。パーシーと出会い、友達になり共に成長していきます。

地名

• - クレイ・ピッツ: ブレンダムの港の近くに位置する陶土採掘場で、ビルやベンなどが働いています。謎の足跡が発見される重要な場所です。
• - スクラップ置き場: ウェルズワースのエドワードの支線沿いにある場所で、レッジが勤務しています。

まとめ

この映画は友情や勇気、そして仲間との絆を描いた心温まる物語です。トーマスやパーシーがどのようにして恐怖を乗り越えていくのか、そして友情が試される場面が展開されるこの作品は、すべての年齢層の観客に楽しんでもらえる内容となっています。家族みんなで観るのにぴったりの映画です。

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