きく・こまち

きく・こまち

『きく・こまち』は、NHK秋田放送局が水曜日に放送していた地域のローカルワイドニュース番組で、2017年3月まで続きました。この番組は姉妹番組『ニュースこまち』の一環として位置づけられ、`NHKきょうのニュース`の地域枠を利用して放送されていました。番組が放送されている間、秋田放送局で唯一のニュースや気象情報以外のローカル番組でしたが、後に『きこえタマゴ!』の開始に伴い、番組の終了が決定しました。後継番組は「秋田駅前 喫茶こまち」が引き継ぎました。

放送時間

『きく・こまち』は祝日以外の水曜日に19:45から20:00まで放送されていました。この時間帯は基本的に県内のリスナーに向けた内容で構成され、特にスポーツ中継のある月曜日や火曜日、さらにはナイターオフの月曜日・火曜日・木曜日・金曜日には、仙台から『東北ワイドニュース』が放送されることがありました。また、日本シリーズの開催日に関しては、番組は一時休止されることもありました。

編成の関係により、不定期で全国ニュースや『東北ワイドニュース』が放送されることもあり、特に拡大版として『列島リレーニュース』からの差し替えも行われることがありました。

放送内容

放送の流れは以下の通りです。

• - 19:45 - オープニング
• - 19:46頃 - 声の回覧板（リスナーからの電話トーク）
• - 19:50頃 - 特集
• - 19:55 - 秋田県内のニュースと気象情報
• - 19:59 - エンディング

「声の回覧板」ではリスナーとのインタラクションがあり、特集コーナーでは地域の様々な話題が取り上げられました。19:55からのニュースは『東北ワイドニュース』のフォーマットを基本に展開されましたが、開始前にはジングルが流れ、エンディングは独自のものが用意されていました。

キャスター

キャスターはNHK秋田放送局の正職員アナウンサーが持ち回りで担当しており、特集部分が録音の場合、別のアナウンサーが行うこともありました。

その他の特徴

番組は主に、秋田県の人口減少や自然環境に関する硬派な特集が多く取り上げられましたが、地域のイベントやグルメ情報についての内容も伝えられました。秋田独自の地域の声や話題を届ける場として、多くのリスナーに親しまれていました。

このように『きく・こまち』は、地域コミュニティに密着した情報を提供することを目指し、リスナーとのつながりを大切にした放送内容であったといえるでしょう。

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