きさらぎ会

きさらぎ会の概要

きさらぎ会（きさらぎかい）は、自由民主党の内部に存在する勉強会であり、その設立者は元法務大臣の鳩山邦夫です。この勉強会は、派閥を超えたメンバーによって構成されており、鳩山邦夫に近い国会議員たちが参加しています。

幹事長には元法務大臣の河井克行が就任していましたが、鳩山の死去後も会の運営は続いています。その際、塩崎恭久など数名が共同世話人となり、活動を支えてきました。また、菅義偉内閣官房長官（当時）もこの会の顧問として関与しています。

特に、2012年に行われた自由民主党の総裁選挙では、当時の総裁であった安倍晋三の再登板を支援する活動が際立っていました。このように、きさらぎ会は党内の政治活動において、重要な役割を果たしています。

メンバー構成

きさらぎ会は、衆議院議員5名と参議院議員1名が所属しています。かつてのメンバーには、鳩山邦夫、河井克行、塩崎恭久、山口泰明などがいます。

• - 衆議院議員（5名）

現在の活動メンバーとして、衆議院議員が5名参加しています。このメンバーは、きさらぎ会の目的に賛同し、積極的に活動を行っています。

• - 参議院議員（1名）

参議院からは1名が所属しています。党内での意見交換や情報共有を行い、自由民主党としての政策形成に貢献しています。

• - かつて所属していたメンバー

- 鳩山邦夫
彼は2016年6月21日に、在職中に亡くなりました。
- 河井克行
公職選挙法違反事件により逮捕され、自民党を離脱し議員辞職後、有罪判決を受けることで政界から引退しました。
- 塩崎恭久
第49回衆議院議員総選挙を契機に政界を引退しました。
- 山口泰明
同じく第49回衆議院議員総選挙を機に政界から身を引きました。

このように、きさらぎ会は時代と共に変遷を繰り返しつつ、組織としての存在感を示しています。

その他の関連グループ

きさらぎ会は、鳩山グループや菅グループと呼ばれることもあり、同じく菅義偉を中心にした「ガネーシャの会」という党内グループがあります。これらのグループは、自由民主党内での政治的な影響力を行使するための重要な枠組みとなっています。

このような勉強会は、政治家同士が意見を交換し合い、情報を共有する場として機能しており、今後も自由民主党の運営において重要な役割を担っていくことでしょう。

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