きだ版ライダー絵巻 仮面ライダー電王 激突! 電王VS信長

きだ版ライダー絵巻 仮面ライダー電王 激突! 電王VS信長

『きだ版ライダー絵巻 仮面ライダー電王 激突! 電王VS信長』は、2007年夏から2008年にかけて東映太秦映画村で開催されたヒーローショーです。この作品は、特に仮面ライダー電王のファンにとって注目すべきイベントであり、時代劇とヒーローアクションが融合したユニークなストーリーが展開されます。

概要

本作は、仮面ライダー電王を中心に展開される物語で、登場キャラクターの声はモモタロス役の関俊彦を除いてオリジナルキャストとは異なります。しかし、作品には東映太秦映画村ならではの特色が多く見受けられ、水戸黄門の音楽などが使用されるなど、ファンには嬉しい演出がなされています。殺陣のシーンでは、ソードフォームと忍者軍団が戦う迫力あるシーンが繰り広げられます。また、脚本は『仮面ライダー響鬼』や『仮面ライダークウガ』などを手掛けたきだつよしが担当し、自ら演出も行いました。

あらすじ

物語は、仮面ライダー電王が謎のイマジンと戦っているところから始まりますが、イマジンの力によって戦国時代に飛ばされてしまいます。そこで出会うのは、名将明智光秀や初代のダブルライダーたち。これらのキャラクターと共に、電王は謎のイマジンと契約している織田信長を追い、戦国時代の危機に立ち向かいます。

登場人物

• - 野上良太郎/仮面ライダー電王: 本作の主人公であり、ソードフォームとして戦闘に参加しますが、彼の生身の体は登場せず、モモタロスを介して物語に関与します。
• - モモタロス: 良太郎をサポートするイマジンで、彼の力を借りて戦います。
• - ウラタロス、キンタロス、リュウタロス: 良太郎に味方するイマジンですが、特にウラタロスとリュウタロスは声のみでの登場となります。
• - 本郷猛/仮面ライダー1号、 一文字隼人/仮面ライダー2号: 戦国時代に飛ばされた初代ライダーたちで、物語の重要な役割を果たします。
• - 謎のイマジン: 強大な力を誇り、織田信長と契約することでさらなる力を得る存在です。
• - 織田信長、明智光秀、忍者軍団: 戦国時代の武将や彼に仕える者たちが物語に深く関与しています。

スタッフとキャスト

作品の脚本と演出はきだつよしが担当し、主要キャストには関俊彦がモモタロス役を務め、他にも多くのキャストが参加しています。特に、信長や光秀役も変更されており、当作品ならではのキャスティングが光ります。

その他の情報

次に上演された『きだ版ライダー絵巻 激突! 電キバVS信長』では、仮面ライダーキバが登場するなど大きな改編がなされました。また、映像ソフトとしてはDVDも発売されており、多くのファンが楽しむことができるようになっています。

この作品は、ヒーローショーという特異な形式ながら、仮面ライダーの魅力を存分に発揮している点が高く評価されています。

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