きのくに信用金庫

きのくに信用金庫

きのくに信用金庫は、和歌山県和歌山市に本店を置く信用金庫です。この金融機関は、地域の多様なニーズに応えるため、和歌山県内外に幅広い営業ネットワークを持ち、その規模は全国でも大きなものに数えられています。特に、一兆円を超える預金量を誇り、「メガ信金」としても知られています。

概要

この信用金庫は1993年11月1日に、南海信用金庫、和歌山信用金庫、紀州信用金庫が合併して設立されました。合併によって生まれた新しい金融機関は、存続信金として紀州信用金庫が持ち込まれ、その歴史は明治44年、すなわち1911年にさかのぼります。これは、全国の信用金庫の中でも非常に古い部類に入るものです。

きのくに信用金庫では、顧客に親しまれる存在を目指し、マスコットキャラクターとして「タマ＆フレンズ」を起用しています。例えば、口座を新たに開設する際には、タマ＆フレンズのデザインが施された通帳やキャッシュカードから選ぶことができ、特に子どもやファミリー層に支持されています。

営業地域

この信用金庫は、和歌山県内に17の支店を展開し、さらに紀北、海南、有田、御坊、田辺、串本といった各地区にも店舗があります。また、大阪府の泉南地区にも2つの支店を展開しており、地域住民の日常的な金融取引に対応しています。具体的な支店数は以下の通りです：

• - 和歌山地区: 17店
• - 紀北地区: 6店
• - 海南地区: 5店
• - 有田地区: 6店
• - 御坊地区: 6店
• - 田辺地区: 6店
• - 串本地区: 1店
• - 大阪府泉南地区: 2店

沿革

きのくに信用金庫は、設立以来、地域に根差した金融サービスを展開してきました。沿革を見ると、1993年11月の合併以降、以下のような重要なステップがありました。

• - 2000年2月 - 紀北信用組合から事業の全部を譲り受け、さらなるサービスの充実を図りました。
• - 2008年1月15日 - 湯浅信用金庫との合併を果たし、事業拡大を進めています。

このような歴史の中で、きのくに信用金庫は地域の発展に寄与しつつ、今後も持続的な成長を目指しています。

関連項目

この信金は日本国内の信用金庫の一部であり、他の金融機関と同様に地域経済を支えています。なお、詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。

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