きらら☆プリンセス

Disney’s きらら☆プリンセス

『Disney’sきらら☆プリンセス』は、田中利花の脚本と小鷹ナヲの作画による漫画作品です。この作品は、2005年4月号から2006年7月号まで『なかよし』（講談社）で連載され、その後『なかよしラブリー』に移籍し、2006年8月号増刊から2008年1月号増刊まで続いた、ディズニーとタイアップしたオリジナルストーリーのクロスオーバー作品です。

概要

この作品は、なかよし創刊50周年を機に制作されました。イタリアにあるディズニーアカデミアで徹底的にディズニーの世界観を学び、1年以上の準備を経て完成されたものです。

あらすじ

物語の舞台は、「アヴァロン」という架空の国。主人公のきららは、ディズニープリンセスに夢中な女の子。彼女は、母の治療のために遠くの国「パラディソス」に行った両親と離れ、トビネズミのティッピと一緒に暮らしていました。

そんなある日、きららは「レイ」という名の少年に出会います。彼は宝石のように輝くティアラを持っており、自国が危機にあるため、プリンセスを探していると告げます。レイと彼の護衛バルドーと共に、きららはエリカという親友がさらわれた事件を追うことになります。彼女たちが入らずの森で開かずの扉に直面すると、ティアラの光によってその扉が開かれ、白雪姫の世界へと導かれます。

キャラクター紹介

• - きらら・リーノ: 本作の主人公で、ディズニープリンセスを愛する活発な少女。行動力はあるものの、時には無鉄砲な面も。
• - レイ: 準主役であり、自国の危機を救うプリンセスを探している。同時に、最初はきららとの相性が悪いが、徐々に彼女に惹かれていく。
• - ティッピ: きららの愛するトビネズミで、彼女の心強い相棒。
• - バルドー: レイの護衛で、プリンセス探しを手伝うが、実は物語の黒幕としての役割も果たす。
• - エリカ・アンジュ: きららの親友で、優雅な性格だが、ある日そうとは知らず誘拐されてしまう。
• - シルフィ: レイの自称婚約者で、彼を特別な存在として見ている。

単行本情報

本作は、なかよしKCDXから以下の巻が刊行されています：

• - 2005年9月6日発売（ISBN 4063640906）
• - 2006年3月6日発売（ISBN 4063641058）
• - 2006年9月6日発売（ISBN 406364118X）
• - 2007年4月6日発売（ISBN 4063641430）
• - 2008年3月6日発売（ISBN 4063641783）

また、ディズニー文庫からは、田中利花著、挿絵は小鷹ナヲによる小説が2巻まで刊行されています。第2巻には、続刊が予定されていることが示されていますが、2011年現在では続刊が発表されていません。

• - 伝説のティアラと白雪姫: 2008年9月20日発売（ISBN 406282907X）
• - 第七のプリンセスの謎: 2009年3月20日発売（ISBN 4062829177）

『Disney’sきらら☆プリンセス』は、魅力的なキャラクターたちと共に勇気と友情を描いた物語で、多くの読者に愛される作品となっています。

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