きんでんトリニティーブリッツ

きんでんトリニティーブリッツの紹介

きんでんトリニティーブリッツは、大阪府大阪市に本拠地を置く男子バレーボールチームです。2024-25シーズンにはV.LEAGUE MENの西地区に所属する予定です。このチームは、1989年に近畿電気工事（現・きんでん）社内で創部され、その後の成長を見せています。

チームの起源と理念

チーム名の「トリニティーブリッツ」は、英語で「三位一体」を意味する「Trinity」と、「電撃」や「迅速な攻撃」を示す「Blitz」に由来しています。この名称には、心、技、体を兼ね備えた社会人集団としての目指すべき姿が込められています。また、電気工事に携わることから来る「ブリッツ」との関連もあります。

チームは、きんでん本社を事務局とし、練習は兵庫県西宮市の社内体育館で行われています。ホームゲームは主に関西地区の体育館で開催されており、観客に楽しんでもらうための工夫がなされています。チームのマスコットキャラクターはウサギをモチーフにした「ブリッツくん」で、そのデザインには愛らしさと強さの要素が込められています。

歴史的な成績

1989年に創部された当初、チームは市民大会に出場する程度でした。しかし、次第に実力をつけ、1994年には全日本実業団優勝大会に初出場。その後、1995年には地域リーグに昇格しました。1996年からは地域リーグに連続出場し、1999年には西部地域リーグで優勝を果たしました。その後、プレーオフに進出しましたが、結果として3位に終わりました。

2005年には再び地域リーグで優勝し、こちらでもプレーオフに進みましたが結果は4位。その後も強化を重ね、2006年には西部リーグ2連覇を達成し、ついに全日本実業団優勝大会で初の優勝を手にしました。2007年は西部リーグ3連覇し、プレーオフでも優勝を飾りました。2008年にはさらに4連覇を達成しました。

チームは2008/09シーズンからV・チャレンジリーグに参加。初年度はファイナルリーグ進出を逃し9位に終わりましたが、2009年には「トリニティーブリッツ」という愛称が正式に決定され、その後も6位を獲得するなど、一定の成績を残しました。しかし、2014/15シーズンには9位に落ち込み、2015/16シーズンからはV・チャレンジリーグIIに所属することとなりました。

2018年から開始された新生V.LEAGUEでは、Division2に参加することになり、V.LEAGUEライセンスはS2を取得しています。2020-21シーズンには新型コロナウイルス感染症の影響で試合出場を見合わせざるを得ない事態も発生し、チームの活動にも支障が出ました。

現在のチーム構成

2023-24シーズンには選手とスタッフが一丸となり、さらなる成長を目指しています。ブリッツくんを象徴とした愛らしさと強さを持つチームとして、多くのファンからの応援を受けながら、目標に向かって邁進しています。

今後の活躍にも期待が寄せられており、チームは次のシーズンに向けてさらなる強化を図っているところです。

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