ぎふ葵劇場

ぎふ葵劇場の概要

ぎふ葵劇場は、岐阜県岐阜市日ノ出町にある大衆演劇場で、CINEXビルの7階に位置しています。長い歴史を有し、その経緯は1906年に遡ります。当初は浪曲専門の芝居小屋である豊富座として開館し、岐阜県初の芝居小屋とされています。

歴史の変遷

芝居小屋から映画館へ

豊富座として開館した後、1945年頃には映画館に転換され、豊富館に改称されました。その後、1976年には豊富東映劇場に改名し、岐阜市唯一の東映封切館となりました。しかし、2002年には豊富東映劇場が閉館し、しばらくの間、休止の時代を迎えます。

大衆演劇場としての再スタート

そんな中、2007年6月に大衆演劇場としての再開が決定され、12月8日に豊富東映劇場跡地で豊富座がオープンしました。この時、演劇のクオリティを維持し、新たなファン層を開拓することが期待されました。しかし、2011年6月30日には豊富座も閉館。

その後、同年7月2日にドン・キホーテ柳ヶ瀬店に移転し、ぎふ葵劇場としてリブランドされました。オープン記念には、岐阜市長や衆議院議員が出席し、注目を集めました。また、開館記念公演には著名な俳優である早乙女太一も出演しました。

再度の移転と現在

2020年12月にはドン・キホーテ柳ヶ瀬店の閉店に伴い、ぎふ葵劇場も一時的に閉館。
2021年8月1日、CINEXビルの7階に移転して新たにオープンしました。現在は172席を有し、より多くのお客様に大衆演劇を楽しんでもらえるような環境が整えられています。

立地とアクセス

ぎふ葵劇場は、2021年からの新しい立地である岐阜市日ノ出町にあり、多くの観客が気軽に訪れることができる場所にあります。そのアクセスの便利さから、岐阜市内だけでなく、周辺地域からも多くの観客が集まる劇場となっています。定員は172席ですが、コンパクトな空間であるため、演者との距離が近く、観客との一体感を感じることができます。

公演

劇場では、様々な公演が行われています。定期的に行われる大衆演劇の公演はもちろん、新たな試みとして他のジャンルの舞台やイベントが企画されることもあります。公演は、12時30分開始と17時30分開始の2つの回が用意されており、観客は自分の都合に合わせて選ぶことができます。

ギフ葵劇場は、ただの演劇場以上の存在であり、地域の文化的な拠点として多くの人々に愛され続けています。今後の活動にも期待が寄せられています。

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