くるり

くるり（Quruli）

くるりは、1996年に結成された日本のロックバンドで、メンバーは岸田繁（ボーカル・ギター）、佐藤征史（ベース・コーラス）を中心に活動しています。バンド名は、結成当時の京都市営地下鉄の案内板に記載されていた矢印の形が「くるり」となっていたことが由来です。現在はNOISE McCARTNEYに所属し、レーベルはSPEEDSTAR RECORDSです。

結成とメジャーデビュー

バンドは立命館大学の音楽サークル「ロックコミューン」で出会った岸田、佐藤、森信行の3人によって結成されました。1998年のシングル『東京』でメジャーデビューを果たし、その後も多くの音楽イベントやフェスティバルに参加し、徐々に知名度を上げていきます。

メンバー構成

現メンバー

• - 岸田繁（ボーカル・ギター）: 京都市北区出身で、立命館大学産業社会学部を卒業。オリジナルメンバーとしてバンドに参加し続けています。
• - 佐藤征史（ベース・コーラス）: 京都府亀岡市出身で、立命館大学法学部を卒業。こちらもオリジナルメンバーです。

元メンバー

• - 森信行（ドラム）: 1996年から2002年までメンバーとして活動。
• - 大村達身（ギター）: 2001年から2006年まで在籍。
• - 田中佑司（ドラム・パーカッション）: 短期間の活動後、サポートメンバーとして活動を続けました。
• - 吉田省念（ギター・コーラス）: 2011年から2013年までの在籍でした。
• - ファンファン（トランペット・コーラス）: 2011年から2021年まで在籍。

活動と音楽スタイル

くるりはさまざまな音楽スタイルを取り入れながら、アルバムやシングルをリリースしてきました。インディーズ時代には『もしもし』や『ファンデリア』などの作品を作り上げました。また、メジャーデビュー以降も『さよならストレンジャー』や『図鑑』といった人気アルバムを発表し、多数のヒット曲を生み出しました。

特に、シングル『ワールズエンド・スーパーノヴァ』は広く知られており、バンドの代表的な楽曲の一つとされています。彼らの歌詞には、日常の風景や人間の感情を描くものが多く、聴く者の心に深く響く内容となっています。

ライブ活動と再共演

くるりはライブ活動にも注力しており、ファンの間での評判も高いです。元メンバーとの再共演も話題で、特に2016年から2017年にかけての20周年記念ツアーでは、多くの元メンバーとの共演が実現しました。さらに2023年3月には、オリジナルメンバーによる特別なライブも行われ、ファンを驚かせました。また、同年10月には新アルバム『感覚は道標』をリリースしています。

まとめ

くるりはその独自の音楽スタイルと深い歌詞で日本の音楽シーンに大きな影響を与えてきました。これからも新しい音楽を提供し続ける彼らの動向から目が離せません。ファンと共に成長し続ける彼らの姿勢は、多くの人々に支持されています。

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