ぐるっと関西おひるまえ

ぐるっと関西おひるまえ

『ぐるっと関西おひるまえ』は、2003年4月3日から近畿地方で放送されているNHK大阪放送局制作の情報バラエティ番組です。この番組は、地元の様々な情報や文化、食などを紹介し、視聴者に関西の魅力を伝えています。略称は「ぐるかん」で、番組ロゴは2022年の改編から「ぐるかん -GURUTTO KANSAI OHIRUMAE-」と変更されました。また、キャッチフレーズ「関西たっぷり、あなたとつながる」は、視聴者とのコミュニケーションを強調しています。

概要

番組はBKプラザスタジオからの公開生放送で、視聴者はスタジオの窓越しに生放送を見学できます。新型コロナウイルスの影響が出る前までは、観覧も許可されていました。さて、放送は2008年4月からハイビジョン対応となり、様々な技術の進化を経て、視聴者へ高品質な映像を届ける努力がなされています。

出演者は、2012年度に大幅に変更され、平日には大平サブローが司会を務め、金曜日以外の曜日には河島あみるとのコンビが結成されました。そして、サブローは芸能界での歴史の中でNHKの番組にレギュラー出演するのはこのときが初めてでした。このように、ゲストMCとして宝塚歌劇団の若手女優が週替わりで登場することもあり、様々な魅力的な出演者が視聴者を楽しませています。

2013年度からは平日のみの放送に変更され、金曜日の司会者にはフリーアナウンサーの八木早希を起用しました。八木もNHKでのレギュラー出演はこのときが初めてで、放送時間も拡大されるなど、番組は進化を続けています。また、通常の放送時間は気象情報により数回変更されることもありますが、2019年度以降は全曜日で放送時間を11:30 - 11:54に統一し、その後に気象情報を放送といった形となっています。

放送時間と変更

「ぐるっと関西おひるまえ」は、祝日や特別なニュースがあるときに放送が休止されることがあります。また国会中継や災害時には、放送時間を短縮したり中止したりする場合もあり、全国的な情報が求められる際には、その時々の状況に応じた柔軟な対応がとられています。

例えば、2022年7月8日には、放送中に安倍元首相の銃撃事件に関する緊急ニュースが流れるなど、常に時事に敏感な番組であることが求められています。さらに、ほかの地域では独自の編成を行うため飛び降りポイントが設けられていますが、この番組は基本的には全編大阪発で統一され、地域に特化した情報を提供しています。

番組内容

番組は、前番組『とっておき関西おひるまえ』を引き継ぎ、様々なコンテンツが取り入れられています。月曜日から金曜日までそれぞれ特集されたコーナーがあり、地区ごとの情報を発信しています。例えば、月曜日は大津を中心に、火曜日には神戸、そして水曜日が和歌山、それぞれスタジオから中継を行います。さらに、金曜日には「ゆるパラ」というコーナーも設けられ、週末に向けた楽しさを提供しています。

結論

『ぐるっと関西おひるまえ』は、ただの情報番組に留まらず、視聴者とのつながりを大切にする情報バラエティ番組です。それぞれの曜日で異なる魅力を発信し、関西の豊かな文化や日常を視聴者に伝える役割を果たしています。地元の良食、観光スポット、イベントなどをリアルタイムで知ることができるのは、地域に密着したこの番組だからこそです。今後も関西の「今」を届ける存在として期待されます。

もう一度検索