けだまのゴンじろー
『けだまのゴンじろー』は、
ソニー・インタラクティブエンタテインメントと
小学館の協力によって生まれた
メディアミックス作品です。この作品は、
小学館の『コロコロコミック』編集部の「キッズの星」プロジェクトの一環として展開され、アニメ、
漫画、ゲームなど多岐にわたる媒体で楽しむことができます。
人物紹介
ゴンじろー
ゴンじろーは本作の主人公で、全身が赤い毛玉で覆われた謎の生命体です。彼の体には、マコトのズボンから取れた黄色いボタンが付いており、これを活用してさまざまな能力を発揮します。主に「フィット」、「変毛」、「ボタンチェンジ(通称:ボタチェン)」などの技を繰り出しますが、時には失敗も多くコミカルな一面を見せます。焼きそばパンが大好物で、口癖は「ほっと毛ねー!」です。
前神マコト
小学5年生の少年で、ゴンじろーと一緒に様々な冒険に挑みます。彼はしばしばゴンじろーのツッコミ役として振り回され、同じく焼きそばパンが好きです。
プーじろー
ゴンじろーが友情の証としてマコトに贈った毛玉から生まれたキャラクターで、ゴンじろーの弟分とも言える存在です。プーじろーは「オナチャー」という技を使ってゴンじろーのエネルギーを引き出すことができます。
しげちん
マコトのクラスメイトで、心配性な性格を持つ少年。小さなことで驚いてしまう臆病な性格です。
ふとっしー
もう一人のマコトのクラスメイトで、いつも食べ物のことで頭がいっぱいの大柄な少年です。
けんちゃん
仲間たちのリーダー格で、自由奔放な性格。時折「ワクワクタイム」として自らのアイデアを周囲に披露します。
たっつん
毛稜町に古くから伝わる名家の御曹司。くしゃみをすると鼻毛が飛び出すことが悩みの種となっています。
おじょお
マコトのクラスの委員長で、気位が高い女の子です。
主要な用語
- - 毛陵町: マコトたちが住む町で、様々なトラブルがしばしば発生します。
- - 毛マージェンシー: 突然襲いかかる「悪い毛」による厄災で、ゴンじろーが唯一、これを防ぐ力を持っています。
- - こだいのボタン: 伝統的なボタンで、これを身につけたゴンじろーは姿や能力が変わります。
メディア展開
作品はながとしやすなりによって描かれ、『月刊コロコロコミック』や『別冊コロコロコミック』にて連載され、単行本として全3巻が発売されました。
ゲーム
スマートフォン向けアプリ『けだまのゴンじろー フィットエンドラン』も展開され、人気を博しました。
テレビアニメ
2019年4月から
2020年3月にかけて、
テレビ東京系列で放送されたアニメ版は、多くの視聴者に親しまれました。
この作品は、魅力的なキャラクターたちが織りなす物語と、様々な冒険が子供たちに楽しみを与えるだけでなく、友情や勇気についても教えてくれる内容となっています。今後も多くのメディアで展開されることが期待されています。