こくみんうさぎ

こくみんうさぎの概要と歴史

こくみんうさぎは、国民民主党およびその前身である旧国民民主党の公式キャラクターとして、多くの人々に親しまれています。このキャラクターの特徴は、「国民の声を聴く長い耳」と「現実を見るつぶらな瞳」で、党のイメージカラーであるオレンジと青が基調にされています。性格は恥ずかしがり屋で、ウブなところがあり、さみしがり屋という親しみやすいキャラクターです。趣味は国会ウォッチングで、政治に対する関心の高さも表れています。このキャラクターのデザインは、イラストレーターの嶽まいこ氏によって手がけられました。

誕生の背景

こくみんうさぎが誕生したのは2018年で、党所属の参議院議員である伊藤孝恵氏の提案により、政治をより身近に感じてもらうためにキャラクターが必要であるという観点から開発が始まりました。前々身にあたる民主党時代には「民主くん」が存在していましたが、有権者から「ゆるくない」「かわいくない」との意見が寄せられたため、より愛らしく親しみやすいキャラクターとして新たにこくみんうさぎがデザインされました。

2019年5月30日には、党の広報活動をサポートする国民運動局のPRキャラクターとして認可され、記者会見でその姿が初めて披露されました。このとき、国民運動局長の大西健介氏は、「いずれ党公認を狙っていきたい」と述べました。

公認キャラクターへの昇格

活動が党内で好評を得て、2019年7月3日、こくみんうさぎは正式に党の公認キャラクターとして認定されました。この公認の発表は参院選直前というタイミングで行われ、平野博文幹事長からは公認証書が授与されました。この際、こくみんうさぎは短い手では受け取れず、耳で証書を受け取ったというユニークなエピソードもあります。

政党の変遷とキャラクターの権利

2020年9月15日に旧国民民主党が解党されました。その後、大部分の議員が新・立憲民主党に合流しましたが、代表の玉木雄一郎氏を含む一部の議員は新・国民民主党を設立。この際、こくみんうさぎの権利について話し合いが行われ、新・国民民主党がその権利を引き継ぐこととなりました。

2022年10月26日には、こくみんうさぎの利用ガイドラインが策定され、今後のキャラクターの使用に関する基準が明確にされました。これにより、支持者たちはこくみんうさぎを通じて国民民主党の活動を理解し、親しむことができるようになりました。

関連情報

• - 民主くん: 民主党のマスコットキャラクター
• - ミンシン: 民進党のマスコットキャラクター

なお、SNSでもこくみんうさぎの様々な活動が発信されており、公式のX（旧Twitter）やInstagramで最新の情報を見ることができます。「こくみんうさぎ」のキャラクターは、今後も国民民主党の顔として、多くの人々に愛され続けることでしょう。

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