こちら三河放送局

こちら三河放送局：三河地方の魅力を発信するインターネットテレビ局

「こちら三河放送局」（通称：こちみか）は、愛知県豊川市を拠点に、三河地方の多彩な魅力を発信するインターネットテレビ局です。個人運営ながら、地域に根ざした情報を発信し続けており、その活動は多岐に渡ります。

三河地方の魅力を多角的に紹介

番組内容は、地域イベント、観光名所、ニュース、文化、人物紹介など多様性に富んでいます。田原市の喧嘩凧合戦、豊川市のうなごうじまつり、岡崎市の岡崎桜まつり和太鼓フェスティバルといった地域イベントから、新城市の鮎滝、豊川市の豊川稲荷といった歴史的・自然的名所まで、三河地方の魅力を余すことなく紹介しています。これらの情報を毎週1回のペースで発信することで、視聴者に新鮮な情報を届け続けています。

発信方法：多様なプラットフォームを活用

「こちら三河放送局」では、主にYouTubeへの動画アップロードと、公式サイトからの配信という方法をとっています。高画質の映像を基本としつつ、多くの動画はハイビジョン画質で視聴可能です。さらに、各動画には専用のページが設けられ、地図や関連情報へのリンクなどが掲載されており、視聴者がより深く情報を得られるよう工夫されています。将来的には、これらの情報をデータベース化し、利便性を向上させる計画も持っています。

ポッドキャスト配信にも対応しており、eyeVioやPeeVee.TVのRSSをiTunesに登録することで、iPodなどでも番組を視聴することができます。近年では、地元ケーブルテレビ局への番組投稿も行い、より多くの視聴者へリーチする努力も続けています。豊川市のCCNetや豊橋市のTEESなど、複数のケーブルテレビ局で番組が放送されています。

制作体制：地域密着型のこだわり

番組制作においては、運営者自身を中心に、撮影、編集、ナレーションなどを担当しています。旅番組風を意識した構成や、運営者本人がリポーターを務めるスタイルも特徴です。BGMには、著作権フリーの音楽素材を使用しています。

高画質撮影を可能とする5台のハイビジョンビデオカメラ（SONY HDR-AX2000、SONY HDR-CX500V、HXR-NX70J、GoPro HERO3 BlackEdition ×2）や、OLYMPUS LS-10リニアPCMレコーダーといった機材を駆使し、質の高い映像と音声を追求しています。編集ソフトにはSony Creative Software Inc.のVegas Pro12とAdobe Creative Cloudを使用しています。2013年からは、DJI F550やDJI PHANTOMといったマルチコプターを導入し、空撮にも対応しています。

2013年には、岡崎まぜめんラップのプロモーションビデオ制作にも携わりました。このプロジェクトでは、オカザえもん、グレート家康公「葵」武将隊、勝手に観光大使 岡崎miso娘といった地域を代表する存在が参加し、大きな話題となりました。

ネットワークと連携：情報発信の拡大

「こちら三河放送局」は、他のインターネットテレビ局との連携も積極的に行っています。alltamura.tv、碧海ロコネット放送局、南知多テレビ、シンガープロ、ベアーズマガジン、テレビとよたなど、様々な地域の情報発信メディアと相互リンク関係を構築し、情報発信のネットワークを広げています。

歴史：地域情報発信への情熱

2008年2月、福島県の田村地方を紹介するインターネットテレビ「alltamura.tv」に触発され、OCNのサーバ上に「こちら三河放送局」が設立されました。その後、ドメイン取得、スタッフ加入、中日新聞への掲載など、着実に活動を拡大してきました。任意団体としての会則制定、インターネットテレビ局ネットワークへの参加、ケーブルテレビ局への番組提供など、地域情報発信への情熱を継続的に示しています。

今後も「こちら三河放送局」は、地域住民との連携を強め、三河地方の活性化に貢献していくことが期待されます。

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