この声

アルバム『この声』概要

高橋優の2枚目のフルアルバム『この声』は、2012年3月14日にワーナーミュージックジャパンから発売されました。このアルバムは、前作『リアルタイム・シンガーソングライター』から約11か月後のリリースであり、彼の成長が窺える内容となっています。特に月刊高橋優STERAMを通じていくつかの楽曲が発表されたことも話題になりました。

初回限定盤にはDVDが付いており、高橋優の全国ツアー『この声って誰?高橋優じゃなぁい?2012』に関するバックステージ招待抽選参加券が封入されています。これはファンにとって魅力的な特典であり、アルバムの価値を高める要素となっています。

収録楽曲

アルバムには全て高橋優が作詞・作曲を手掛け、浅田信一が編曲を担当した楽曲が収録されています。その内容は、彼の独特な感性とクリエイティビティを映し出しています。

• - 序曲 [0:42]

本曲はインストゥルメンタルで、次の曲「蛍」へとスムーズにつながっていきます。

• - 蛍 [3:03]

優しい旋律が印象的なこの曲は、聴く者の心に深く響きます。

• - 誰がために鐘は鳴る [5:10]

4thシングルとしてリリースされ、NHK総合ドラマ10『下流の宴』の主題歌としても知られています。

• - 雑踏の片隅で [4:02]

忘れがたい情景を描いた楽曲です。

• - 気ままラブソング [4:13]

この曲はMVも制作されており、見る人に楽しい印象を与えます。

• - あなたとだから歩める道 [4:48]

パートナーとの絆を感じさせる歌詞が印象的な曲です。

• - 卒業 [5:43]

6thシングルであり、TBS系『CDTV』の1月度オープニングテーマとして放送されました。

• - この声 [3:06]

ニューヨークでの路上ライブで初披露されたこの曲は、4thシングル「誰がために鐘は鳴る」にも収録されています。

• - 一人暮らし [4:32]

自由で孤独を感じる様子を歌っています。

• - 誰もいない台所 [6:17]

5thシングルで、CBC・TBS系『ホンネ日和』のエンディングテーマとしても使用されています。

• - 蓋 [3:18]

PF-FLYERSの2012年キャンペーンソングで、この曲にもMVが制作されています。歌詞の中で「一度っきり尊い日々」と表現される部分には、元々の歌詞からの変更が施されています。無責任な表現を避けるために、より意味のある言葉に変えられた背景があります。

• - 絶頂は今 [3:41]

TBS系ボクシング中継のテーマ曲としても知られています。

• - セピア [4:59]

読売テレビ・日本テレビ系の木曜ミステリー『たぶらかし-代行女優業・マキ-』の主題歌として親しまれています。この曲は彼のインディーズ1stアルバム『Sepia』に収録されており、札幌路上時代から存在しています。

初回限定盤DVD内容

アルバムの初回限定盤には、特別なDVDが収録されています。内容には、ドキュメンタリー「2011“卒業”」や、特選ミュージックビデオ集が含まれています。ミュージックビデオは、以下の曲が収録されています：
1. 誰がために鐘は鳴る
2. 誰もいない台所
3. 卒業

このアルバム『この声』は、高橋優の音楽キャリアにおける大切な作品であり、多くのファンに愛される理由が詰まっています。

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