こんぶくろ池

こんぶくろ池とは

こんぶくろ池は、千葉県柏市正連寺に位置する池です。「こんぶくろ」という名前は「小袋」を意味しており、その形状に由来すると考えられています。この池は、かつて地金掘の重要な水源として利用されていました。

現在では、柏市と「NPO法人こんぶくろ池自然の森」が協力し、こんぶくろ池公園として整備が進められています。この公園は、市民が自然と触れ合い、リラックスできる場として親しまれています。池の周辺は緑豊かで、散策路も整備されており、自然観察やウォーキングを楽しむことができます。

位置とアクセス

こんぶくろ池は、国道16号から国立がん研究センター東病院へ向かう道を進むと、左手に位置しています。入口を入ると、すぐに池が目に飛び込んできます。さらに奥に進むと、弁天池と呼ばれる別の池もあります。この弁天池もまた、静かで美しい景観が楽しめます。

こんぶくろ池公園の整備

こんぶくろ池公園は、「市民で育てる100年の森」をテーマに、自然環境の保全と市民の利用を両立させることを目指しています。平成24年度には、その取り組みが評価され、国土交通省手づくり郷土賞を受賞しました。この賞は、地域の人々が主体となって、魅力的な地域づくりを行っている活動を称えるものです。

公園内には、散策路の整備だけでなく、休憩所や案内板も設置されており、訪れる人々にとって快適な空間が提供されています。

参考文献

こんぶくろ池に関する情報は、以下の文献にも掲載されています。

流山市立博物館友の会 編『東葛観光歴史事典（東葛流山研究第16号）』崙書房、1997年
福島茂太、横村克彦『常磐線沿線の湧水』崙書房、2000年
流山市立博物館友の会 編『楽しい東葛ウォーク事典（東葛流山研究第27号）』崙書房、2009年

これらの文献は、こんぶくろ池の歴史や周辺地域の情報について詳しく知る上で役立ちます。

関連情報

こんぶくろ池に関連する情報として、地金掘についての知識も重要です。また、「NPO法人こんぶくろ池自然の森」は、こんぶくろ池の保全活動を積極的に行っています。興味のある方は、これらの情報も参照してください。

関連項目:
地金掘
外部リンク:
* NPO法人こんぶくろ池自然の森


こんぶくろ池は、柏市の自然と歴史を感じられる場所です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体験してみてください。

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