しあわせ芝居

「しあわせ芝居」は、1977年11月5日にリリースされた桜田淳子の21枚目のシングルです。この曲は、桜田淳子のシングルとしては初めて、シンガー[[ソングライター]]の中島みゆきが作詞・作曲を担当したことで話題となりました。

楽曲の魅力

「しあわせ芝居」は、TBS系音楽番組『ザ・ベストテン』の第1回放送（1978年1月19日）で第3位に初登場し、その後4週にわたってランクインしました。また、『第29回NHK紅白歌合戦』の出場曲にも選ばれ、その年の『第20回日本レコード大賞』では金賞を受賞しています。中島みゆき自身も、この曲と加藤登紀子に提供した「この空を飛べたら」で、同年の日本レコード大賞西条八十賞（作詩賞）を受賞しました。

楽曲に込められた想い

桜田淳子は、文芸ポスト2004年の中島みゆき特集において、「しあわせ芝居の舞台裏」を明かしています。当時ピカピカのアイドル路線を歩んでいた桜田は、周囲から常に笑顔を求められることに葛藤を抱えていました。しかし、この曲のタイトルを聞いた瞬間に感動が走り、中島みゆきの歌声を聴きながら、譜面を手に涙が止まらなかったと語っています。この曲は、19歳の乙女心を釘付けにするほどの強烈なインパクトを持っていたのです。

収録曲

1. しあわせ芝居 (3分56秒)
作詞・作曲：中島みゆき／編曲：船山基紀
2. 晩秋 (3分56秒)
作詞・作曲・編曲：穂口雄右

カバーバージョン

「しあわせ芝居」は、多くのアーティストによってカバーされています。

研ナオコ（1978年） - アルバム『NAOKO VS MIYUKI/研ナオコ、中島みゆきを歌う』収録
中島みゆき（1979年、セルフカバー） - アルバム『おかえりなさい』収録
* 岩崎良美（2013年） - アルバム『The Reborn Songs～シクラメン～』収録

「しあわせ芝居」は、桜田淳子の代表曲の一つとして、今もなお多くの人々に愛され続けています。中島みゆきの才能と桜田淳子の表現力が融合した、時代を超えて輝き続ける名曲と言えるでしょう。

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