しあわせ音頭

「しあわせ音頭」についての詳細

「しあわせ音頭」は、1982年7月10日に柏原よしえによって発表された企画シングルです。この曲は、細野晴臣が手掛けたものであり、当時の音楽シーンにおいて注目を集めました。シングルはオリコンチャートで最高70位を記録し、その売上は約5万枚に達しました。

楽曲の特徴

表題曲である「しあわせ音頭」は、藤田まさとが歌詞を担当し、細野晴臣が音楽を作曲しています。この楽曲は、明るく軽快なリズムが特徴で、心温まるメッセージを持っています。また、自身の持ち歌としても柏原よしえの代表作となっています。

このシングルは企画盤であったため、オリジナルアルバムには収録されず、長きにわたりシングル・レコードでしか楽しむことができませんでした。このような経緯から、楽曲自体が音楽ファンの中でも特別な位置づけを持つようになりました。

再発とCD化

「しあわせ音頭」は、2004年3月に発売された『柏原芳恵 プレミアムBOX』で初のCD化を果たしました。このBOXセットは当時のファンにとって魅力的な商品であり、彼女のキャリアを振り返る貴重なコレクションとなりました。その後、2010年3月にリリースされた『デビュー30周年シングル・コレクション』、さらに2018年8月に登場したリマスター版『サマー・センセイション +4』にもボーナストラックとして収録されました。

これらの再発により、現代の音楽ファンにもこの作品を聴く機会が増え、持ち歌としての認知度をさらに高めています。

収録曲

「しあわせ音頭」には2曲が収録されています。表題曲の「しあわせ音頭」は3分56秒の長さで、作詞は藤田まさと、作曲は細野晴臣、編曲は清水信之が担当しました。
もう一曲は「恋人よ帰れ」で、こちらは3分29秒。作詩・作曲は佐々木勉によるもので、編曲は桜庭伸幸が担当しています。

影響と評価

「しあわせ音頭」は、音楽史に名を刻むだけでなく、当時のアイドルブームの中でも存在感を放った楽曲です。細野晴臣の作曲センスと藤田まさとの歌詞が融合し、聞く人々の心に響きわたる名曲となりました。柏原よしえのキャリアにも大きな影響を与え、この作品を通じて多くのファンとつながることができました。

今後もこの曲は、特に1980年代の音楽として、永遠に語り継がれる存在として位置づけられることでしょう。

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