それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン

映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』

2024年6月28日に公開予定の『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』は、アンパンマン映画シリーズの第35作品目にあたります。本作では、アンパンマンの宿敵であるばいきんまんを中心に物語が展開され、彼が絵本の世界を舞台に様々な冒険を繰り広げます。

概要

本作では、ばいきんまんが主人公として、アンパンマンと共に「絵本の世界」を守るために立ち向かいます。これまでのシリーズとは異なり、主要なレギュラーキャラクターであるアンパンマンやドキンちゃんなどの登場シーンは比較的少なく、ばいきんまんがメインで活躍する内容となっています。また、本作には上戸彩さんがルルンという妖精の役を、岡村隆史さんが「すいとるゾウ」という青いゾウのキャラクターを演じるゲスト声優として参加しています。

あらすじ

物語は、ばいきんまんが偶然見つけた一冊の絵本から始まります。この絵本は、愛と勇気の戦士としての彼を呼ぶ声を発しており、興味を惹かれたばいきんまんはそのまま絵本の中に吸い込まれてしまいます。

絵本の世界には、妖精たちが住む大きな森が広がっており、ばいきんまんはそこで妖精のルルンと出会います。しかし、森では「すいとるゾウ」が暴れまわっており、臆病なルルンはばいきんまんに退治を依頼します。最初は乗り気でなかったばいきんまんですが、彼の勇敢な行動に触発され、いつしか本気で立ち向かう決意を固めます。

ところが、すいとるゾウの力は強力で、ばいきんまんとルルンは苦渋を味わうことになります。困難に直面した彼らは、絶体絶命の状況で、ばいきんまんが「アンパンマンを呼んでほしい」とルルンに託します。このように、勇気と友情の物語が展開されていきます。

登場キャラクター

映画のキャストには、レギュラーキャラクターとしてアンパンマンやばいきんまんをはじめ、ジャムおじさんやドキンちゃんといったお馴染みの面々が登場します。本作ではばいきんまんが主役のため、アンパンマンはオープニングと後半に登場します。

ゲストキャラクターとして、絵本の世界に住む妖精・ルルンを上戸彩が声で演じ、ルルンを脅かす「すいとるゾウ」の役を岡村隆史が担当します。他にも、多くの妖精たちが物語を賑わせます。

スタッフ

本作の原作はやなせたかしが担当し、脚本は米村正二が手がけています。主題歌や挿入歌もやなせたかしが作詞をし、音楽は近藤浩章といずみたくが担当しています。監督は川越淳が務めており、クオリティ高いアニメーションとサウンドが期待されます。

物語を通して、力強さだけでなく、優しさや勇気の大切さが描かれる本作品は、子供たちにとっても大切なメッセージが込められた作品です。

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