それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国

映画『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』

2021年6月25日に公開された『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』は、アンパンマン映画シリーズの第32作です。この作品は、雲に住む子どもたちとアンパンマンたちが、雲の国を守るために奮闘する物語であり、観客が歌や手拍子を楽しむシーンも用意されています。日本の人気キャラクターであるアンパンマンが再び登場し、新たな仲間・フワリーとの友情が描かれています。

概要

本作は「雲の国」の子どもたちが主人公で、特にフワリーという名前の赤ちゃん雲の子の成長物語です。フワリーはドキンちゃんに名付けられ、彼女との友情を育みながら物語は進展します。雲の国では、空を飛べなくなるという異変が発生し、これを解決するためにアンパンマンたちが立ち上がります。また、バイキンマンが開発した黒い雲の怪物「バイグモラ」が大暴走し、物語は急展開を迎えます。

あらすじ

雲の国は、様々な町や星へ雲を配るために空を飛ぶ国であり、フワリーはこの雲の国に生まれた赤ちゃん雲です。フワリーはバイキンマンと出会い、彼とドキンちゃんの絆を深めていきます。しかし、雲の国では突然の汚れによって空を飛べなくなる事件が起き、雲の長老や雲の子どもたちがアンパンマンたちに助けを求めます。さらに、バイキンマンは国を手に入れようと謀り、暴走したバイグモラによって雲の国は危機にさらされます。

アンパンマン、フワリー、ドキンちゃんたちのチームは、バイグモラとの戦いに挑みます。ドキンちゃんはフワリーを守ろうとし、彼女の本当の気持ちを知ることで友情を深めます。最終的に、フワリーは彼女の力を発揮し、バイグモラに立ち向かうアンパンマンの助けとなるのです。

登場キャラクター

• - アンパンマン（声：戸田恵子）：物語の主人公。
• - ばいきんまん（声：中尾隆聖）：悪役で、フワリーの出生の元凶。
• - フワリー（声：深田恭子）：雲の国から生まれた赤ちゃんで、本作の重要なキャラクター。
• - ドキンちゃん（声：冨永みーな）：本作の主人公で、フワリーと深い絆を結びます。
• - 雲の長老（声：山崎弘也）：雲の国の長で、アンパンマンたちに助けを求めます。

本作では、アンパンマンのレギュラーキャラクターに加えて、新たなキャストが大活躍します。また、音楽も魅力的で、挿入歌や主題歌が物語に華を添えています。特に、観客が参加できるコーナーが設けられ、視聴者も共に楽しむことができます。

制作と公開歴

本作は、新型コロナウイルスの影響で公開が延期され、2021年6月に発表されました。このような公開延期は、1989年から続く『アンパンマン』映画の歴史の中で初めてのことでした。

『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』は、友情の大切さや冒険心をテーマにした感動的な作品として、多くのファンに親しまれています。子どもたちだけでなく、大人たちにも楽しめる要素が詰まったこの映画は、家族で観るのにぴったりです。

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