それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン

それいけ！アンパンマン シャボン玉のプルン

2007年7月14日公開の劇場版アニメーション『それいけ！アンパンマン シャボン玉のプルン』は、アンパンマンシリーズ第19作目です。全日本私立幼稚園連合会と社会福祉法人日本保育協会が推薦した作品であり、同時上映作品として『それいけ！アンパンマン ホラーマンとホラ・ホラコ』が公開されました。

ストーリー：自信を取り戻す旅

本作の主人公は、シャボン玉城に住むシャボン玉ガールズの一人、プルンです。彼女は他のメンバーのように大きなシャボン玉を作ることができず、自信を失っていました。「アンパンマンたいそう」の歌詞にある「もし自信をなくしてくじけそうになったら…」というフレーズが、物語のテーマとなっています。

美しいシャボン玉ショーで町を魅了するシャボン玉ガールズ。しかし、プルンは大きなシャボン玉が作れず、悔しさからショーを休んでしまいます。森の中で出会ったクリームパンダと友情を育み、アンパンマンや仲間たちの助けや励ましを受けながら、プルンは徐々に自信を取り戻していきます。一方、シャボン玉城はばいきんまんの悪巧みによって危機に陥っており、プルンは仲間たちと共に立ち向かうことになります。

主要キャラクター：

アンパンマン: いつものように、みんなを勇気づけ、ピンチを救います。
ばいきんまん: シャボン玉を恐れるなど、意外な一面も見せます。本作では、映画オリジナルの強力な敵や巨大メカは登場せず、従来通りの悪役として活躍します。
クリームパンダ: 本作のもう一人の主人公。プルンと最初は衝突しますが、共に困難を乗り越える中で友情を深めていきます。
プルン: シャボン玉ガールズの一人で、小さなシャボン玉しか作れないことを悩み、自信を失っていました。物語を通して成長していく姿が描かれています。
シャボン玉ガールズ: 美しいシャボン玉を操る5人組。それぞれ個性豊かなキャラクターです。
しゃぼんだま姫: シャボン玉城のお姫様で、シャボン玉ガールズをまとめています。
バイキンシャボンダダンダン: ばいきんまんが作った、赤紫色のシャボン玉を発射するロボット。本作の主要な敵メカとなります。

その他のキャラクター

ジャムおじさん、バタコさん、チーズ、ドキンちゃん、しょくぱんまん、カレーパンマン、メロンパンナ、ホラーマン、みみ先生、カバオくん、ピョン吉、ウサ子、ちびぞうくん、かびるんるんといったおなじみのキャラクターたちも登場します。

それいけ！アンパンマン ホラーマンとホラ・ホラコ

同時上映作品『それいけ！アンパンマン ホラーマンとホラ・ホラコ』は、ホラーマンが主役の物語です。

ストーリー：ホラ吹き娘と大騒動

南の島でバカンスを楽しんでいたばいきんまんたちは、ホラーマンがホラ貝の形をしたUFOを発見します。その中には、ホラーマンそっくりの女の子、ホラ・ホラコがいました。ホラコはホラ話が得意で、ホラーマンを「父」だと偽って大騒動を引き起こします。ホラーマンもホラコの話を信じてしまい、アンパンマンたちは人魚姫とホラー王子を探し始めることに…。

主要キャラクター

ホラーマン: 本作の主役。ホラコから「父」と言われるなど、珍しく重要な役どころを担っています。
ホラ・ホラコ: ホラーマンそっくりの女の子で、ホラ話が得意。彼女が巻き起こす騒動が物語の中心です。
ばいきんまん: ホラーマンを襲いますが、最後は返り討ちにあいます。
アンパンマン: ホラーマンに顔を分け与えるなど、いつもの優しさを見せます。
ドキンちゃん: ホラコに美貌をけなされ、ショックを受けます。

その他のキャラクター

ジャムおじさん、バタコさん、チーズ、しょくぱんまん、カレーパンマン、クリームパンダ、どんぶりまんトリオ、ゆず姫、カバオくん、ちびぞうくん、クマ太、ネコ美といったおなじみのキャラクターたちも登場します。

両作品とも、やなせたかしの原作を基に、アンパンマンらしいユーモアと友情、そして成長物語が描かれています。それぞれの作品で、異なる魅力を味わうことができます。

もう一度検索