それゆけ! R&R BAND

それゆけ! R&R BAND

『それゆけ! R&R BAND』は、ZIGGYの記念すべき1枚目のミニアルバムであり、彼らのキャリアのスタートを飾る重要な作品です。このアルバムは、インディーズレーベルのVICEレコードからリリースされ、その発表は1980年代後半の日本のロックシーンに大きな影響を与えました。

アルバムのデザイン

アルバムのジャケットには、一目で視覚的に印象深い大きな蛾のイラストが描かれています。このデザイン選定には、蛾が持つ「派手で毒々しい」というイメージが深く関わっています。このビジュアルは、当時のZIGGYのバンドランクにぴったりと合致しており、彼らのイメージを強く印象付ける要素となりました。実際、この蛾をモチーフにしたロゴは、その後のZIGGYの作品でも幾度となく登場し、バンドのシンボルとして定着していきました。

メジャーデビューと再録

ZIGGYは、1989年にメジャーデビューを果たし、オリジナルアルバムの「それゆけ! R&R BAND」を再録音し、タイトルを「それゆけ! R&R BAND 〜REVISITED」に変更して再発売しました。この再録音版では、収録楽曲や曲順はインディーズ版と同様であり、ファンにとっては懐かしさを覚える一作となっています。なお、インディーズ版はアナログレコード（LP）のみで流通しており、当時の音楽シーンを象徴する存在として重要な役割を果たしています。

収録曲

インディーズ版の「それゆけ! R&R BAND」は、独自のスタイルが随所に感じられる楽曲が収められており、彼らの音楽性の基盤が形成されています。ZIGGYの楽曲は、ジャンルを超えた多様性を持ちながらも、彼ら特有のエネルギーを常に具現化しています。これらの楽曲は、聴く者を引き込む力があり、今なお多くのリスナーに愛されています。

結論

『それゆけ! R&R BAND』は、ZIGGYが将来的に大きな成功を収める礎となった一枚です。このミニアルバムは、彼らの音楽的冒険の出発点であり、ファンにとってもこのアルバムを通じて彼らの魅力を再発見することができます。ZIGGYの音楽に親しみがある人々だけでなく、新しいリスナーにもおすすめしたい一作です。

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