それゆけ!メッセンジャー

『それゆけ!メッセンジャー〜梅田茶屋町から幸せ届けます!』

この番組は、2003年10月にMBSラジオでスタートし、毎週土曜日に放送されています。お笑いコンビのメッセンジャー（黒田有・あいはら）がパーソナリティを務めており、特にリスナーから支持を受けているトーク番組です。

番組の歴史と特徴

番組は当初、タイトルが『それゆけ!メッセンジャー〜なんばパークスから幸せ届けます!』でした。それに伴い、大阪・難波のサテライトスタジオ「パークスラジオパラダイス」から公開生放送を行っていましたが、2010年10月から現在のタイトルに変更。以降、毎日放送本社のラジオβスタジオから生放送に移行しました。
この番組は、在阪ラジオ局制作のレギュラー番組の中で唯一、第53回ギャラクシー賞ラジオ部門の奨励賞を獲得した実績も持っています。

出演者の変遷

利用するアシスタントも、様々な女性タレントと交代しながら番組に参加しています。初期から長年アシスタントを担当していた六車奈々は2017年に卒業し、川岸ゆかや梅山茜、藤岡理佐が次々と新しいアシスタントとして加わりました。

現在、毎回異なるアシスタントが週替わりで加入する形式を取り入れ、黒田とあいはらの二人がメインで進行を行います。一方で、番組のテーマやトーク内容は多岐にわたり、リスナーからのメッセージや音楽も織り交ぜながら構成されています。

番組の人気コーナー

特に「今週のそれゆけ目線」と名付けられたコーナーが人気で、黒田がさまざまなメディアで紹介された話題について語る形式を取っています。さらに「すみません、あいはらですが背中を押させていただけませんか」といった悩み相談コーナーもあり、リスナーからの注目を集めています。
このコーナーでは、リスナーから寄せられた相談にあいはらが真正面から向き合う姿勢が好評で、スポンサーとのコラボレーションも行われています。

番組独特のエピソード

番組内では非常にユニークなエピソードが多く、特に男女関係や社会的なテーマにおいて大胆な発言が目立ちます。これにより、時にはリスナーから抗議が寄せられることもありますが、それすらも番組の魅力としています。また、特定の祭りやイベントとも関連づけて放送が行われ、地域の文化とも密接にリンクしています。

放送スタイルと受賞歴

土曜日の昼間に放送されるため、ファミリー層を意識した内容が多い一方で、ちょっと下ネタや辛口なトークも展開されるある種のバランス感覚が魅力です。近年も聴取率は非常に高く、多くのリスナーに親しまれています。
2015年度に獲得したギャラクシー賞は、そのクオリティを示すものであり、今後の展開がますます楽しみな番組となっています。

番組は、ただのトーク番組にとどまらず、リスナー同士のつながりや、出演者たちのキャラクターが際立つ楽しい空間を提供し続けています。これからも、その独自のスタイルで多くのリスナーを楽しませてくれることでしょう。

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