たけやま3.5

たけやま3.5：愛媛から羽ばたいたガールズバンドの軌跡

2017年8月、愛媛県松山市の「ネクストブレイクオーディションin四国」でグランプリに輝いた武田雛歩を中心に結成されたガールズバンド、たけやま3.5。モデルとしても活躍する脇田穂乃香と星川遥香が加わり、個性豊かな3人のメンバーでスタートしました。バンド名は、当初仮で付けられた「たけやま」に、3人のメンバーと、ライブごとに変わるシークレットメンバー(0.5人分)を足して名付けられました。

結成後すぐに地元・松山を拠点に活動を展開。ライブハウスやイベント、メディアなど多方面で精力的に活動し、地元企業とのコラボレーションも積極的に行うなど、愛媛の街を盛り上げました。その後、事務所の合併により、活動拠点を愛媛と東京に広げ、全国規模での活躍へと繋がっていきます。

2018年には、1stシングル「TAKEYAMA 3.5」をリリースし、日本女子フットサルリーグのオフィシャルサポーターにも就任。大型アイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」への初出演を果たすなど、着実に知名度を上げていきました。同年、新メンバーとして濵邊咲良が加入し4人体制となりますが、バンド名の「3.5」はそのまま維持されました。

その後も、立て続けにシングルをリリースし、精力的なライブツアーやイベント出演を重ねます。数々のアイドルフェスへの参加や地元愛媛でのイベント出演、さらには冠スポンサーを務めた日本女子フットサルリーグなど、活動の幅を広げていきました。

メンバー個々の活動も目覚ましく、武田雛歩は麻雀プロ資格を取得するなど、多方面で才能を発揮しました。他のメンバーも、グラビアアイドルとしての活動やCM出演、イメージモデルなど、それぞれの持ち味を活かした活動を展開しました。

2019年には、1stアルバム「Ying&Yang」をリリースし、さらに全国規模のツアーも敢行。音楽活動だけでなく、テレビ番組への出演やラジオパーソナリティを務めるなど、メディアへの露出も増えました。

しかし、2021年、ギターの濵邊咲良がグループを卒業。そして2022年、ドラムの脇田穂乃香とベースの星川遥香も卒業を発表。それぞれの新たな道への進路を尊重しつつ、ボーカルの武田雛歩を中心に活動を継続することを表明しました。

2024年6月29日のライブをもって、たけやま3.5は解散することを発表しました。愛媛から始まり、全国へと羽ばたいたガールズバンドの物語は、多くのファンにとって忘れがたいものとなりました。結成から解散までの軌跡は、彼女たちの努力と情熱、そして周りの人々からの支えによって彩られた、輝かしいものでした。

メンバー

武田雛歩 (ボーカル): 愛媛県出身。民謡四国チャンピオンの経験を持つ実力派ボーカリスト。リーダーとしてグループを牽引。モデルやグラビアアイドルとしても活躍し、麻雀プロの資格も取得しています。
元メンバー 濵邊咲良 (ギター): 愛媛県出身。2018年加入。ギター未経験ながら高い演奏力でグループに貢献しました。
元メンバー 脇田穂乃香 (ドラム): 愛媛県出身。ドラムだけでなく、ボーカルやアルトホルンも演奏できるマルチな才能の持ち主。グラビアアイドルとしても人気を博しました。
元メンバー 星川遥香 (ベース): 愛媛県出身。最年少メンバーとして愛嬌のあるキャラクターで人気を博しました。CMやイメージモデルとしても活躍しました。

サポートメンバー

押忍！マックス！: たけやま3.5のオフィシャルバックバンド。
テンゴ (0.5): ライブごとに変わるシークレットゲストメンバー(愛媛県知事やマスコットキャラクターなど)。

ディスコグラフィー

シングル、アルバム、DVDなど多数リリース。

メディア出演

テレビ番組、ラジオ番組、CMなど多数出演。

たけやま3.5は、地元愛媛を愛し、音楽活動を通じて多くの人々に感動と喜びを与え続けました。彼女たちの活躍は、これからも多くの人々の記憶に残ることでしょう。

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