ためいきロ・カ・ビ・リー

「ためいきロ・カ・ビ・リー」

近藤真彦の11作目のシングル「ためいきロ・カ・ビ・リー」は、1983年7月15日に発売されました。この曲は、RVCからリリースされたもので、近藤の音楽キャリアの中でも特に注目される作品の一つです。

主題歌とCMソング

表題曲である「ためいきロ・カ・ビ・リー」は、東宝映画『嵐を呼ぶ男』の主題歌としても知られています。映画の感情を刺激するメロディーは、近藤真彦の歌声によって一層引き立てられ、映画のシーンに深みを与えています。また、この曲はハウス食品の「ククレカレー」のCMソングとしても使用されました。CMでは、印象的な歌詞の冒頭部分「ギラリ熱いぜ　太陽のリズム」をアレンジし、「ズバリ美味いぜ　マッチのククレカレー」として歌唱されたことで、多くの人に親しまれるきっかけとなりました。

紅白歌合戦への出場

「ためいきロ・カ・ビ・リー」は、1983年の大晦日に放送された『第34回NHK紅白歌合戦』において、近藤が3年連続で出場する場ともなりました。この時のパフォーマンスは、近藤のファンにとって忘れられない瞬間となり、彼の音楽的魅力を再確認する機会となりました。

シングルの特典

このシングルの初回プレス版には、特別な付録としてフォトカードサイズのマグネットが付属していました。この特典は、ファンにとって嬉しい思い出の品となり、収集価値を高める要素となりました。

収録曲

「ためいきロ・カ・ビ・リー」には、同じく松本隆が作詞を手掛け、筒美京平が作曲を担当した楽曲が収録されています。約3分30秒の表題曲は、松下誠による編曲が施されており、聴く者の心に残る印象的なサウンドを生み出しています。さらに、もう一曲の「Hey Girl」は、約2分53秒となっており、大谷和夫によって編曲されました。

このシングルは、近藤真彦の音楽活動の中でも特別な位置を占めており、今もなお多くの音楽ファンに愛されています。近藤の鮮やかな歌声と情熱的な表現が、曲全体に込められており、聴く人々に感動を与える作品となっています。

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