つくばFCレディース

つくばFCレディースの紹介

つくばFCレディース（Tsukuba F.C. Ladies）は、茨城県つくば市をホームとする女子サッカーチームで、日本女子サッカーリーグに所属しています。このクラブは、1993年に女子チームとしてスタートし、その後、男子チームも設立され、ユースチームやジュニアチームの育成に取り組んできました。2003年にNPO法人つくばフットボールクラブが発足し、2005年には営利法人として「株式会社つくばFC」が設立されました。

チームは2006年にトップリーグに参戦し、地域の女の子たちに夢を与える存在となることを目指しました。つくばFCレディースは、クラブ内部だけでなく、地域の少年団やサッカー協会とも連携し、女の子たちがサッカーを続けられる環境を整えたいと考えています。そのためにも、つくば市を女子サッカーの中心地に育て上げ、普及のモデルケースとなることを宣言しました。

成績と昇格の軌跡

2013年には茨城県女子サッカーリーグで3連覇を成し遂げ、2014年には関東リーグ2部への昇格を果たしました。同年11月には「チャレンジリーグ参入決定戦」にて昇格が決定し、2015年からはチャレンジリーグEASTに加盟しました。しかし、初年度は苦戦しリーグ戦では1勝しか挙げられず、最下位に終わりました。それでも、チャレンジリーグ入替戦に回り、INAC神戸レオンチーナを下すことで残留を決めました。

2020年12月には、WEリーグ創設に伴うなでしこリーグ再編により、チャレンジリーグからなでしこリーグ2部へと昇格しました。つくばFCレディースは、様々な試練を経ながらも成長を続けています。

年代別チーム

女子ユースチーム（U-18）は2012年から関東プリンセスリーグに参加しており、2016年には茨城県男子サッカー選手権大会で良好な結果を収めました。また、U-15チームも別チームとして2012年から関東プリンセスリーグに参加しており、2013年には茨城県女子ユース(U-15)サッカー選手権大会で優勝し、関東大会への出場を果たしました。

さらに、ガールズセクションでは小学生を対象にした選手登録を行わない練習会形式の活動を通じて、若い選手の育成も行っています。

ユニフォームと協力企業

2021年からはニューバランスがユニフォームスポンサーとなり、続いて2022年からはXFがサプライヤーとして参加しました。これにより、選手たちは最新のスポーティなユニフォームで試合に挑むことができるようになっています。

まとめ

つくばFCレディースは、地域に根付いた活動を続けながら、持続的な成長を目指しています。女子サッカーの普及と選手たちの活躍を通じて、つくば市を女子サッカーの聖地とするために奮闘しています。今後のさらなる成長と成功が期待されるクラブです。

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