つげのり子

つげのり子（1971年2月9日 - ）は、作家、皇室ライター、放送作家として知られる日本の著名人です。本名は原くるみとしても活動しています。彼女は日本脚本家連盟と日本放送作家協会の会員でもあり、Yahoo!オーサーとしても情報発信を行っています。

香川県高松市出身のつげのり子は、香川県立高松西高等学校を経て、東京女子大学を卒業しました。大学卒業後には、安田火災海上保険（現・損害保険ジャパン）株式会社に入社し、女性総合職として4年半勤務しました。その後、テレビ業界へと転身し、放送作家としてのキャリアをスタートさせました。

放送作家として、つげのり子はテレビのワイドショーから政治経済番組、ラジオ番組まで、幅広いジャンルの番組制作に携わっています。特に、2001年の愛子内親王誕生以来、約20年にわたりテレビ東京の皇室番組で構成を担当し、皇室に関する深い知識と見識を培ってきました。この経験から、皇室研究をライフワークとしており、皇室に関する著書も多数執筆しています。

つげのり子の著書には、『フィレンツェ愛の彷徨』、『大人もこどもも脳の鍛錬　ギリシア神話』、『大人もこどもも脳の鍛錬　哲学』などがあります。また、別名義の原くるみとして『14歳の私が書いた遺書 いじめ被害少女の手記』を発表し、社会的な注目を集めました。皇室関連の著書としては、『女帝のいた時代』、『素顔の美智子さま』、『素顔の雅子さま』、『佳子さまの素顔: 可憐なるプリンセスの知られざるエピソード』、『天皇家250年の血脈』などがあります。これらの著書は、皇室の歴史や人物に迫る内容で、多くの読者の関心を集めています。

その他、構成作家として『天皇陛下のプロポーズ』にも携わっており、雑誌『正論』には『残念だった相談役の不在 (特集 眞子さんの結婚)』という寄稿文も掲載しています。番組構成を手がけたテレビ番組には、『こちら経済編集長』、『皇室の窓』、『ジャスト』、『あの戦争はなぜ始まったのか？』、『皇室の窓スペシャル』、『ルビコンの決断』、『妻たちの幸せ研究所』などがあり、ラジオ番組では、『未来相談室』、『ビューティ・マジック』、『実践！プロ相場！』、『知っておきたい！相続エキスパート』、『ドランクドラゴン鈴木拓宅！』、『吉幾三とももクロのお正月特番』、『名実況でよみがえるオリンピック感動の瞬間』など、数多くの番組に携わっています。

さらに、つげのり子は、テレビ番組『そこまで言って委員会』、『あさパラS』、『ソクラテスのため息〜滝沢カレンのわかるまで教えてください〜』や、ラジオ番組『ハローアイレディオ』にも出演するなど、メディア出演も積極的に行っています。

趣味は旅行で、船旅、寝台特急の旅など様々な旅行を経験し、40か国以上を訪れています。

彼女の多岐にわたる活動は、作家、皇室ライター、放送作家としての才能と、幅広い知識と深い洞察力を示すものです。

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