でも、手を出すな!

UKASUKA-G 『でも、手を出すな!』

『でも、手を出すな!』は、日本の音楽ユニット・UKASUKA-Gが2013年3月20日にトイズファクトリーより発表した初の配信限定シングルです。この楽曲は、2014 FIFAワールドカップに向けて制作されたもので、桜井和寿とGAKU-MCの熱い思いが込められています。

制作の背景

2012年夏、桜井和寿がサッカー仲間であるGAKU-MCに、2006年に発表した楽曲「手を出すな!」の2014年バージョンを制作しようと提案したことがきっかけで、この楽曲は生まれました。これは、以前に「GAKU-MC / 桜井和寿 (Mr.Children)」名義で発表された楽曲「手を出すな!」と対になる楽曲として位置づけられています。

桜井和寿が主体となって制作されたこの楽曲について、彼は「プレーヤーが熱くなってサッカーをやっている時の興奮のような、興奮と真剣さが感じられる熱いものをやりたいと思った」と語っています。楽曲には、Mr.Childrenの鈴木英哉がドラムとして参加しており、ベースは桜井自身が担当しています。

リリースとプロモーション

本作は、桜井和寿とGAKU-MCのコラボレーション・シングルとしては、2006年の『手を出すな!』以来7年ぶりの作品です。また、UKASUKA-Gというユニット名が正式に付けられてからは初の楽曲となります。

楽曲の発表と同時に、2013年5月2日に国立代々木競技場第二体育館でイベント『MIFA presents YOYOGI CUP』が開催されました。このイベントは、桜井とGAKUの新プロジェクトであるMIFA (Music Interact Football for All) が主催する、音楽とフットボールを融合させたもので、約2700人を動員しました。イベントでは、UKASUKA-Gをはじめとするアーティストによる音楽ライブのほか、UKASUKA-Gと日本フットボールリーグチームとのフットサル、フリースタイルフットボール集団・球舞 -CUBE- やセパタクロー日本代表チーム・Team 蹴 [kelu] によるパフォーマンスなどが行われました。ライブには、UKASUKA-Gの他にナオト・インティライミが出演し、ゲストとして名波浩、福西崇史、藤田俊哉、中山雅史、そしてシークレット・ゲストとして小野伸二が参加しました。このイベントで、『でも、手を出すな!』がライブで初披露されました。

収録曲

1. でも、手を出すな! [4:15]
作詞・作曲・編曲・プロデュース：UKASUKA-G
参加ミュージシャン
桜井和寿：Vocal, Chorus, Acoustic Guitar, Electric Guitar, Bass, Programming
GAKU-MC：Rap, Chorus
鈴木英哉 (Mr.Children)：Drums

収録アルバム

『AMIGO』 - 冒頭のケン・マスイによるDJをカットした「でも、手を出すな! (2014 Ver.)」として収録。

参考文献

阿部圭祐「COULD BE ANYTHING」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第63巻、OORONG-SHA、2013年4月、8 - 9頁。

外部リンク

UKASUKA-G『でも、手を出すな！』配信開始！ - MIFA
「でも、手を出すな!」 - 歌ネット
UKASUKA-G始めます。 - GAKU-MCオフィシャルブログ「ガク問ノススメ」

もう一度検索