とうほくニュージーランド村

とうほくニュージーランド



とうほくニュージーランド村は、かつて岩手県奥州市衣川区に存在したテーマパークです。株式会社ファームによって運営されていましたが、2017年1月31日をもって営業を終了しました。その後、跡地は香川県の飼料製造会社によって取得され、新たな牧場として再開発される計画が進んでいます。

開園から閉園まで



1989年7月ニュージーランドの風景を再現した観光牧場として開園しました。最盛期には年間20万人もの観光客が訪れる人気スポットでした。園内には、動物と触れ合える広場やゴーカートなどのアトラクションがあり、家族連れを中心に賑わっていました。

運営会社である株式会社ファームは、愛媛県西条市に本社を構えていましたが、2016年5月に民事再生法の適用を申請しました。この影響で、とうほくニュージーランド村の運営継続が困難となり、2017年に入って運営から切り離すことが決定されました。土地と建物は売却され、2017年1月31日をもって閉園となりました。

跡地の再開発



施設の敷地のうち約24ヘクタールは市有地でしたが、2017年3月に香川県三木町のプーキーホールディングスが跡地の一部である18ヘクタールと残存建物を取得しました。プーキーホールディングスは、ここに飼料工場と牛舎を新設し、最終的に1000頭の牛を飼育する観光牧場として再生させる計画を発表しました。新しい牧場の運営は、新会社「プーキーファーム」が行う予定です。

主な施設



とうほくニュージーランド村には、以下のような施設がありました。

オークランド館
クィーンズタウン
マウントクック館
デイキャンプ
ふれあい広場
日本庭園
ドッグラン
放牧
イベント広場
手造り工房

関連施設



株式会社ファームが運営していたニュージーランド村は、とうほくニュージーランド村を含めて全て閉園しています。

四国ニュージーランド
広島ニュージーランド
* 山口ニュージーランド


まとめ



とうほくニュージーランド村は、かつて多くの人々に親しまれたテーマパークでしたが、運営会社の経営難により閉園を余儀なくされました。しかし、その跡地は新たな牧場として生まれ変わる計画が進められており、今後の展開が期待されます。

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