ときめきワイド

ときめきワイドについて

ときめきワイドは、1985年から2013年にかけてSTVラジオで放送されていたラジオ番組で、全体を一つのパーソナリティが進行するワイド形式と、複数の番組が融合したコンプレックス形式が特徴的でした。時代ごとに進化を遂げ、長期間にわたり多くのリスナーに愛され続けました。

基本情報

この番組は月曜日から金曜日の12:00から14:55まで放送され、最終的には「みのやと佳子のときめきワイド」というタイトルで幕を閉じました。パーソナリティにはみのや雅彦さんと内山佳子さんが務め、その間に活躍したリポーターも多く、彼らの生の声がリスナーに親しみを与えました。

放送の歴史

1985年に「ときめきワイド」としてスタートしたこの番組は、最初は4時間の長尺番組でした。その後、さまざまな構成やコーナーが導入され、リポーター陣も多彩でした。1991年にはパーソナリティが変更され、その後も数々のリニューアルがなされました。

特筆すべきは、1998年に実施されたパーソナリティシャッフルで、これによって新しい風が吹き込まれ、リスナーからの支持を受けました。2008年には構成を3部制にし、「みのや雅彦のときめきワイド」として新たなスタートを切ります。この変化により、より親しみやすい番組内容へと進化しました。

主なコーナーと特徴

「ときめきワイド」では、「まちの情報きわめつけ」や「夫婦の体温」など、リスナー参加型のコーナーも多数展開されていました。これらのコーナーは、単なる情報提供にとどまらず、リスナーが自らの声を発表する場ともなり、番組の人気をさらに高めていました。

聴取率と印象

この番組は1985年のスタート以来、札幌地区のラジオ聴取率調査で常にトップの座を占めていましたが、時とともに競争が激化し、2006年にはHBCラジオの『カーナビラジオ午後一番！』に敗れる事態もありました。しかし、番組のクオリティは高く、一定のファンを確保していたことが伝わります。特に2010年には、久しぶりにトップに返り咲く瞬間もありました。

終焉を迎えた瞬間

最終回は2013年3月29日で、28年間の放送に幕を下ろしました。この日の放送をもって、多くのリスナーは一つの時代の終わりを痛感しました。長年にわたり多くの愛を受けてきた「ときめきワイド」は、パーソナリティやリポーターたちの努力と共に、札幌のラジオ界に多大なる影響を与えてきたと言えるでしょう。

おわりに

ときめきワイドは、単なるラジオ番組の枠を超え、地域の文化やコミュニティへの深い関わりを持った番組でした。その思い出は多くのリスナーの心に残り続け、今後も語り継がれています。

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