とやマルシェ

とやマルシェ（TOYAMARCHE）

富山市に位置する「とやマルシェ」は、北陸新幹線の開業に合わせて2015年にオープンした富山駅の商業施設です。JR西日本SC開発の関連企業である富山ターミナルビル株式会社が手掛け、より多くの人々が利用できるよう設計されました。以前は「とやま駅特選館」という名称で親しまれていたこの場所は、地域の特産品や飲食を通じて、訪れる人々の心を掴んでいます。

フロア構成

「とやマルシェ」は、いくつかのエリアから成り立っています。それぞれのエリアには、独自の魅力を持った店舗が入店しており、地域経済の発展にも寄与しています。主なエリアは以下の通りです。

きときと市場とやマルシェ

所在地は富山市明輪町1-220で、富山駅の新幹線高架下に位置しています。このエリアは、富山県の自然をテーマにした設計が施されており、木目調のルーバーが外観を彩ります。また、南側入口には富山産の杉を使った美しい組子細工が特徴です。インテリアには、富山のガラス細工や井波の欄間彫刻が施されており、地域の文化を感じることができます。さらに、訪れる外国人客のために無料のWi-Fiサービス、富山Wi-Fiが提供されています。

とやマルシェのれん横丁

このエリアは、所在地が富山市明輪町1番90号で、飲食店が6店舗入居しています。地元の味を堪能できる様々な料理が揃い、観光客や地元住民に愛されています。

とやマルシェEAST de Meets

こちらも飲食店が入っており、4店舗が展開されています。所在地は富山市明輪町1番70号で、手軽に食事を楽しめるスポットとして利用されています。

セブン-イレブン ハートイン

このエリアには、富士山の明輪町75-4に位置するセブン-イレブンがあり、館内の利便性を高めています。

年表

「とやマルシェ」の設立に至る経緯を年表形式で振り返ります。

• - 2013年

- 5月、JR西日本が北陸新幹線開業後の商業施設の計画を発表。
- 9月、説明会が実施され、出店希望者に向けて概要が説明される。

• - 2014年

- 3月、商業施設の名称が「きときと市場とやマルシェ」に決定。
- 12月に開業日が発表される。

• - 2015年

- 3月14日、いよいよ「きときと市場とやマルシェ」がオープン。

• - 2016年

- 4月、洋菓子店「あるぺん村」が新たに加わる。

• - 2020年

- 3月、商業施設の名称と入居店舗が決まる。
- 5月、部分開業。
- 6月1日、「とやマルシェのれん横丁」と「EAST de Meets」が正式オープン。

このように、「とやマルシェ」は地域の文化やもてなしを大切にしながら、様々なニーズを満たす商業施設として今後も発展していくでしょう。富山を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってその魅力を感じてみてください。

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